美波町の各所に残る文化財や史跡を写真とともに紹介していきます。
■じょうら渕(ぶち)の水神(すいじん)
新発口(しんぼちぐち)のバス停留所から、町道を500mぐらい入ったところに「じょうら渕」があります。
この渕に大蛇が棲んでおり、きれいな上臈(じょうら)に化けて、岸を通る若者を渕の中へ引きずり込んでいたという伝説があります。
この「じょうら」の正体である大蛇(だいじゃ)をまつったのが「じょうら渕の水神」です。
昔の渕は、底無しの洞窟(どうくつ)になっていたそうですが、今では砂や石がたまって浅くなっています。以前の水神は、岸の岩の上にまつられていました。しかし今は、拡張された道路脇でまつられています。
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