熱中症は、気温・湿度が高く体の水分(塩分)が減少しているときに、水分蒸発による調整機能が障害されることで起こりやすくなります。高血圧のある人はたくさん汗をかくとき以外は、塩分補給よりもこまめな水分補給を優先し、炎天下での運動・作業を控える、冷房や扇風機を使って室温・体温を下げるなどの行動が重要です。脱水予防に推奨されている500mlのペットボトルの経口補水液に含まれる食塩量は0.6~1.5gで、水の代わりと思って摂取しているとすぐに塩分過多になってしまいます。
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