新しい視点で探る地域の魅力

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■坂本玲奈さん
美波町地域おこし協力隊員として活動をしている坂本玲奈さん。
神奈川県から移住し、現在は「観光ボランティアガイド会日和佐」で観光ガイド関連の仕事をしています。
阿波踊りが好きで、地元の阿波踊り蓮に約7年間所属していた坂本さんは、現在は日和佐の阿波踊り蓮「うしお蓮」に所属しています。

今年6月、美波町地域おこし協力隊員として着任した坂本さん。
坂本さんが美波町に興味を持つきっかけとなったのは、連続テレビ小説「ウェルかめ」の影響でした。ドラマで描かれた美波町の豊かな自然や、徳島の伝統的な阿波踊りに魅了され、「いつかこの町に住んでみたい」と思ったそうです。
大学を卒業後、保育士として約4年間働きましたが、新たな挑戦としてイギリスへ語学留学を経験しました。その後、ケニアやエストニアなど様々な国で国際ボランティア活動に従事し、多彩な文化や地域社会に触れる経験を積みました。
年月が経ち、徳島県を訪れた坂本さんは、地域の伝統文化が薄れている現状に危機感を抱き、「地域の魅力をより多くの人に伝えたい」という思いから、地域おこし協力隊への応募を決意。現在は観光ボランティアガイド会日和佐で、これまでに培った英語力と国際経験を活かしながら、美波町の魅力を発見・発信する活動に取り組んでいます。坂本さんは「観光だけでは見えてこない美波町の魅力を、私の経験を通じて発見し、伝えられたら嬉しい。精一杯、務めたい。」と笑顔で話してくれました。
現在はガイド関連の仕事をしながら全国通訳案内士の資格を目指し勉強にも取り組んでいます。今後の活躍に期待です!