美波町の各所に残る文化財や史跡を写真とともに紹介していきます。
■弘法大師像
昔は、赤松の阿地屋(あじや)から新発口(しんぼちぐち)へ山越(やまこ)えをする往還(おうかん)(道)があり、その峠には大師像がまつられていました。このことから、人びとは、お大師坂とよんでいます。
現在は、流矢(ながれや)の県道脇に移されています。座像の高さは約38cmで、お堂の中にまつられ、土台石には「享保十三年」と刻まれています。
この隣には、庚申石塔(こうしんせきとう)や六地蔵がまつられています。
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