お元気ですか?阿波病院です。

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■みんなで育てる新人教育体制の再構築
阿波病院では、昨年(令和4年度)に新人教育体制の見直しを行いました。
以前から阿波病院の新人教育体制は、プリセプターシップ(1人の先輩が1人の新人を指導する教育体制)をとっており、若手看護師が新人看護師の指導に当たってきました。しかし、若手看護師は新人教育を1人で抱え込むことが多く、負担になっていました。
そこで、阿波病院にはベテランの先輩看護師(ジェネラリスト)が、全体の6割もいますので、昨年度の看護部年間目標として、ジェネラリストのスキルを活用した新人教育体制の再構築を挙げました。
1年間を通して、毎日ジェネラリストがマンツーマン(1対1で)指導した結果、新人看護師の技術チェックリストの到達が上昇しました。また、若手看護師の負担は減り、新人看護師の精神面を支えることに集中できました。
新人看護師には居場所ができ、離職もなく、職場の人間関係も良い結果となりました。一番うれしかったことは、アットホームな環境で、新人看護師をチームのみんなで育てる職場風土が醸成され、職場が活気づいたことです。
2月には、新人看護師のケースレポート発表も大変うまくでき、それぞれの成長が感じられました。新人看護師からは、「自信がついてきた。できることが増えた」「ありがとうと言われて嬉しい。患者さんにしっかり向き合いたい。寄り添いたい」と意欲的なコメントをもらえました。
また、ジェネラリストからも「ストレスはなかった。モチベーションが上がった。自己研鑽できた」という良い意見をいただきました。
令和5年度もこの教育体制を継続し、新人看護師をチームで育てられるよう、さらなる定着に向けて、みんなで協力していきたいと思っています。

問合せ：看護部
市場町市場字岸ノ下
【電話】0883-36-5151