新年のごあいさつを申し上げます

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■阿波市長　町田寿人
明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、希望に満ちた新春をお迎えのことと、お慶び申し上げますとともに、昨年中は、市政運営に格段のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年4月に、皆さまからのご支援とご厚情のもと、市長へ就任させていただいてから、8か月が経過しました。その職責の重要性を日々、ひしひしと感じている所でございます。
さて、令和2年に国内で最初に確認された新型コロナウイルス感染症も、昨年には感染症法上の分類が5類へと引き下げられ、社会、経済活動が本格的に再開されることとなりました。
しかしながら、依然として続くロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、世界的な情勢の変化による資源燃料価格など物価の高騰が、私たちの生活に大きな影響を与えており、こうした諸問題への対応は、少子高齢化や人口減少、災害への対応に加え、自治体における喫緊の課題となっております。
また、今年で阿波市は、平成17年の誕生から20年目、本庁舎およびアエルワの落成から10年目を迎えます。合併当初に比べ人口が約7千人減少し、市民の皆さまの求めるニーズが変化、多様化する中で、皆さまからのご意見を十分伺いながら、健全な財政基盤を維持し、将来にわたり阿波市を発展させていくことが、何より私たち行政に求められていると認識しております。
そのためにも、これまで築き上げてきた阿波市の基盤を、より磐石なものとしながら、急激に変化する社会へ柔軟に対応し、「市民が主役のまちづくり」の実現に向け、市民の皆さまとしっかりスクラムを組みながら、全力で取り組んでまいりますので、皆さまにおかれましては、引き続き、ご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びとなりますが、新しい年が、市民の皆さまにとりまして、素晴らしい1年となりますこと、また皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、年頭にあたってのごあいさつといたします。

■阿波市議会議長　笠井一司
明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。また、日頃より市議会に対しまして深いご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行したことにより、ウイルスとの共存、社会経済活動の正常化が一段と進みました。
人の往来も回復し、様々なイベントや会合が催され市民の皆さんと顔を合わせてお話できたのはとても嬉しい出来事でした。
その一方で、いまだ終わりの見えないロシアによるウクライナ軍事侵攻では、エネルギー価格や物価の高騰を引き起こし、世界情勢は不安定さを増すと共に、ウクライナでは、多くの尊い命が失われており、1日も早くウクライナ国民に安息の日が訪れ、世界に恒久的な平和がもたらされることを心から願うところであります。
ご高承のとおり、各地方自治体においては、人口減少や急速に進行する少子高齢化に加え、エネルギー、原材料の高騰などにより、地域産業に大きな影響を与えています。
私ども市議会におきましては、自ら厳しい姿勢に身を置き、市民の皆さまのご期待に応えるべく、昨年3月議会において議員定数を現在の20名から2名削減する条例改正に取り組みました。
今後とも、市民の皆さまが安全で安心して、暮らせるまちづくりに向け、人口減少問題や物価高騰、災害対策など様々な課題に一つ一つ丁寧に向き合いながら、市民から信頼される議会を目指し、議員活動を通じた政策提言にも取り組み、阿波市の持続的発展に向けて、全力を傾注してまいります。
市民の皆さまには、相変わらぬご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
結びに、皆さまにとりまして健康で笑顔あふれる1年となりますよう心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。