阿波市地域包括支援センターです

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～健診・医療・介護を受けていない方へ訪問させていただきました～
地域包括支援センターでは、過去1年間、医療・健診・介護を受けられていない主に75歳以上の方への訪問を行い、体調の確認をしています。

▽令和4年度
対象者数：72名
訪問者数：58名(約8割)
医療・健診・介護につながった数：12名(約2割)

▽令和5年度
対象者数：70名
訪問者数：37名(約5割)
※1月16日現在

■訪問してわかったこと
自分なりに体調に注意されており、「自覚症状がなく、今は病院や健診受診の必要がない」と話される方が半数(令和4年度：58名中29名)いましたが、健診の必要性を伝えると、受診を希望される方もいました。
血圧測定した31名のうち、18名(約6割)の方が高血圧I度以上でした。(下図参照)
血圧は常に変動し、測るたびに変わります。高血圧にもタイプがあり、1回の測定では判断できません。訪問では、測定条件を一定にした上で、1週間の測定値を医師に相談することや健康診査の受診をお勧めしました。

訪問時の測定結果(R4年度)

*世界保健機構(WHO)・日本高血圧学会の分類

■血管を守るため、家庭での血圧測定を習慣にしましょう
▽測定のタイミング
朝：
・起床後1時間以内
・トイレに行った後
・朝食や内服の前
※3つの条件をそろえること
夜：
・寝る直前
※入浴・飲酒の直後は避けること

▽家庭血圧測定の大切さ
高血圧の原因は、遺伝・食べ方・肥満・運動不足・アルコール多飲・ストレス・睡眠不足などさまざまです。高血圧のタイプには病院で正常だが家で測ると高いなどの「仮面高血圧」もあります。そのため、普段から血圧を測り、自分の値を知ることが大切です。
高血圧が続いたり、血圧が低くなりすぎたりする場合、主治医が薬の種類を変えたり、増量(減量)する大切な判断材料になりますので、家庭血圧を測定・記録し、診察時医師に見せることを習慣づけましょう。
しばらく血圧測定していない方は、市役所・各支所・保健センターなどで測ってみましょう。地域包括支援センターや健康推進課でも血圧計の貸し出しを行っていますのでご相談ください。

問合せ：阿波市地域包括支援センター
【電話】0883-36-6543