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阿波市地域包括支援センターです

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徳島県阿波市

■共生社会の実現を推進するための認知症基本法
認知症の人が尊厳や希望を持って暮らすことができるよう、令和5年6月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が成立しました。(令和6年1月1日施行)
これは、認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会(共生社会)の実現を推進することを目的とした法律です。
厚生労働省によると、国内の認知症の人は年々増えていて、団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年(令和7年)には約700万人、高齢者の約5人に1人が認知症になると予測されています。
阿波市では、令和3年度に認知症と診断された75歳以上の方が、約700人とのデータがあります。
そこで、認知症基本法に基づき、認知症施策を推進するため、「第9期阿波市介護保険事業計画・高齢者福祉計画」を策定しました。

◆認知症施策の推進として
▽認知症施策の普及啓発
・認知症サポーター養成講座
・認知症サポーター活動促進事業(ステップアップ研修・認知症カフェ)
▽認知症の人・家族への支援
・認知症初期集中支援事業
・認知症地域活動推進員の活動支援
▽認知症の人の見守り体制の充実
・認知症高齢者等見守り支援補助金
※見守り支援機器(GPS機器)の購入またはレンタルに要した費用の一部補助
・認知症高齢者等見守りネットワーク事業
※認知症などの方が、行方不明になったときに、本人の特徴などをメールで情報発信し、地域で連携して早期発見につなげる事業

◆家族が認知症などで行方不明になった場合の対応
現在の時刻を確認する

自宅周辺を探す
↓見つからない場合
親族に連絡・地域で見守ってくれている人に連絡
介護保険を利用している場合、担当ケアマネに連絡(昼間)
↓行方不明が確定された場合
早めに警察へ捜索依頼を提出する
阿波吉野川警察署生活安全課【電話】0883-25-6110
※捜索する場合は、必ず自宅待機者を決めておきましょう。(本人が帰ってきた場合、関係者との連絡調整が必要なため)
〔早めに捜索依頼をしましょう!〕
・時間が経つにつれて捜索範囲が広がり、発見しにくくなります。
・家族の希望により、警察を通じて音声告知機で市内に情報を流したり、消防団などに捜索を依頼することができます。

認知症高齢者等見守りネットワーク登録者は地域包括支援センターへ連絡する

■今月のサロン紹介(30)
▽ちょこ
主にボランティア活動をしていた阿波町の皆さんが、継続して交流できる場として、令和5年2月より月に1回集まって楽しく活動しています。
春にお花見をしながらお弁当を食べるほか、花の寄せ植えをしたり、ラベンダーのにおい袋や紙すきで和紙のはがきなどを作ったりしています。
また、みんなでエンディングノートの話をして今後の自分のことや地域の活動に繋げられるように考えながら交流を図っています。

問合せ:阿波市地域包括支援センター
【電話】0883-36-6543

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