[阿波吉野川警察署]生活経済事犯被害の未然防止対策の推進

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■『生活経済事犯』とは
利殖勧誘事犯や悪質な訪問販売、ヤミ金など、国民生活の安全・安心を脅かす事犯であり、表向きは爽やかな営業マンや正規の会社を装っていても、裏では暴力団が関与しているケースもあります。

▽利殖勧誘事犯
利殖勧誘事犯には、未公開株、社債、外国通貨の取引、ファンド、暗号資産などへの投資勧誘があります。複数の人物が登場する「劇場型」、公的機関の名前をかたる「公的機関装い型」のほか、SNSやマッチングアプリを利用して甘い言葉で投資を勧誘するなど、その手口は広範かつ巧妙です。
「必ずもうかる」などという甘い誘いは信用しないでください。

▽訪問販売
悪質業者が、衣服などの不要品買い取りの名目で高齢者の家を訪問し、半ば強引に貴金属の買い取りを勧誘したり、不実を告げて高額な住宅のリフォーム工事を勧誘するといった被害が急増しています。
被害に気付いた時には既に多額のお金を支払ってしまった後で、業者と連絡が取れなくなったというケースが多く見られます。
訪問販売業者が来て勧誘を受けても、その場で契約せず、まずは家族や知人に相談するようにしましょう。

▽ヤミ金融事犯
ヤミ金業者とは、無登録で営む違法な資金業者であり、電話やダイレクトメールで集客して高金利で金銭を貸し付けて法外な返済金を受け、返済が滞れば執拗な取り立てを行うものです。
借りたお金(元金)は少額であっても、その利息は著しく高利であるため、返済に窮し、さらに追加で借金するといった悪循環に陥ってしまいます。

■被害に遭ったかもしれないと思った時は…
・阿波吉野川警察署や消費者センターに相談してください。
・電話の着信履歴、契約書、名刺、パンフレットなどは重要な証拠ですので安易に消去や廃棄はせず、保管しておいてください。

問合せ：
阿波吉野川警察署【電話】0883-25-6110
警察安全相談電話【電話】#9110