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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつを申し上げます

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徳島県阿波市

■阿波市長 町田寿人(まちだひさと)
明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、希望に満ちた新春をお迎えのことと、お慶び申し上げますとともに、昨年中は、市政運営に格段のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年は、これまで長期間、新型コロナウイルス感染症の影響を受け停滞した状態にあった社会経済活動が、本格的に立ち直る兆しを見せ始め、日経平均株価の最高値更新や、各地でイベントの開催が復活するなど、明るい知らせが聞こえる一年となりました。
しかしながら、「令和6年能登半島地震」をはじめとする大規模災害が頻発するとともに、ウクライナや中東をはじめとする国際情勢も不安定さを増しており、特殊詐欺や闇バイトといった、社会の不安を煽るような犯罪が多発するなど、私たちの生活は、より複雑で劇的な変化にさらされ続けているのが実情です。
こうした中で迎える令和7年は、阿波市にとって誕生20周年、市役所本庁舎、交流防災拠点施設アエルワの運用開始から10周年の記念の年となります。この20年の間で、少子高齢化、人口減少が全国平均を上回るペースで進み、行政に対する要望やニーズも多様化する中で、サービスの質を低下させることなく、健全な財政基盤、安全安心な生活環境を維持し、「阿波市を次の世代へ遺していく」こと、「市民が主役のまちづくり」を実現することが、私たちに与えられた使命であると考えております。
阿波市では、これからも、市民の皆さまとしっかりスクラムを組みながら、課題の解決、多様なニーズへの対応、市民が主役のまちづくりの実現に、全力で取り組んでまいりますので、引き続き、ご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
結びとなりますが、新しい年が、市民の皆さまにとりまして、素晴らしい一年となりますこと、また皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、年頭にあたってのごあいさつといたします。

■阿波市議会議長 笠井安之(かさいやすゆき)
明けましておめでとうございます。市民の皆さまには、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。また、日頃より市議会に対しまして深いご理解とご協力を賜っておりますことに心から感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、国内では、石川県をはじめ、新潟県、富山県、福井県において、甚大な被害を及ぼした「令和6年能登半島地震」が発生しました。現在、被災直後の深刻な状況からは脱しつつあるものの、今後もさらなる長期的な支援が必要不可欠な状況にあります。
また、海外では終わりの見えないロシアによるウクライナへの軍事侵攻やイスラエル軍とハマスの戦闘で多くの尊い命が失われております。一日も早く世界に恒久的な平和がもたらされることを心から願うところであります。
ご高承のとおり、各地方自治体においては、人口減少や急速に進行する少子高齢化に加え、エネルギー、原材料の高騰などにより、地域産業に大きな影響を与えています。さらに、近い将来発生が懸念されている南海トラフ巨大地震や地球温暖化の影響による大規模な自然災害の多発など、課題は山積しております。
私ども市議会におきましては、自ら厳しい姿勢に身を置き、次期市議会議員選挙から議員定数を現在の20名から2名削減し18名とするなど、議会改革に努めております。
今後とも、市民の皆さまが安全で安心して、暮らせるまちづくりを目指し、人口減少問題や物価高騰、災害対策などさまざまな課題に一つ一つ丁寧に向き合いながら、市民から信頼される議会を目指し、議員活動を通じた政策提言にも取り組み、阿波市の持続的発展に向けて、全力を傾注してまいる所存でございます。市民の皆さまには、昨年と変わらぬご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
結びに、皆さまにとりまして新年が健康で笑顔あふれる一年となりますよう心よりご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

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