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阿波市地域包括支援センターです

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徳島県阿波市

~ヒートショックを防ぎましょう~
急に寒い場所へ移動し、寒さで体が震えたり、入浴時に頭がくらくらすると感じたりしたことはありませんか?このように、温度の急激な変化により、血圧が急に上がったり下がったりすることで、体がダメージを受けることをヒートショックと言います。

◆温度差による血管や血圧の変化
入浴を例に考えてみると、暖かい部屋から寒い脱衣所で衣服を脱ぎ、浴室も寒いと血管が縮まり血圧が一気に上昇します。急に熱いお湯に浸かると血管が広がり、上昇していた血圧が一気に下がります。このような変化により、心筋梗塞や脳卒中で気を失ってしまったり、事故につながったりするため注意が必要です。

◆入浴時のヒートショックの予防策
・日没前で外気温が高い夕食前に入浴する。
・同居者がいる場合は入浴前に一声かける。
・入浴前の飲酒を避け、入浴前後に水などの水分補給をする。
・入浴前、脱衣所や浴室を暖め、寒暖差を小さくする。(浴室は、浴槽のふたを開け、シャワーで湯張りをするなど、湯気で暖める)
・浴槽にふたを置いておく。(ふらついた時の支えになる)
・湯温は41度以下にし、入浴時間は10分を目安にする。
・かけ湯で体を慣らす。
・手すりなどにつかまりゆっくり立ち上がる。

◆入浴中に体調が悪くなった場合の対応
浴槽内で体調が悪くなった場合、顎や上半身を浴槽のふたに乗せるなど体が沈まないようにして、呼吸を確保することが大切です。
▽独居の方
(1)浴槽の栓を抜き、大声で助けを呼ぶ。
(2)めまいなどの症状が落ち着いた後に立ち上がる。
(3)救急車を呼ぶ。

▽介助者の方
(1)浴槽の栓を抜く。
(2)入浴者を浴槽から出せる場合は救出し、出せない場合は、無理に体を動かさず、タオルなどで体を温める。
(3)救急車を呼ぶ。
(4)浴槽から出せた場合、両肩をたたきながら声をかけ、反応があるか確認する。反応がない場合は呼吸を確認する。呼吸がない場合、胸骨圧迫を開始し、救急車の到着まで続ける。

普段から血圧を測り、ご自身の体調を知りましょう。

■阿波市防災フェスタで防災体験コーナーを開設しました
11月17日、アエルワロビーで、社会福祉協議会、防災士会、市場中学校・阿波西高校・阿波高校の生徒ボランティアに協力をいただき、防災体験コーナーを開設しました。
新聞紙で防災スリッパづくりや災害時に必要な物品をリュックに詰める体験、車いすの移動介助体験、災害時のお薬手帳の必要性についての普及啓発などを行いました。各ブースでは生徒たちが説明を行い、来場者との交流を深めました。
初めて車いすを体験する方も多く、「少しの段差を進むのが難しく転倒の不安もあった。体験により車いすの安全な操作方法が理解できた。今後、車いす介助をする際に役立てたい」という声が聞かれました。

問合せ:阿波市地域包括支援センター
【電話】0883-36-6543

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