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阿波市地域包括支援センターです

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徳島県阿波市

■生活支援コーディネーターニュース
生活支援体制整備事業では、地域の高齢者や人々の暮らしの中で、どのような課題があるかを把握し、地域での助け合いや支え合いの仕組み作りを目指しています。
以前の介護保険事業計画策定に向けての調査で、「緊急時の対応」や「災害時の手助け」について不安に感じている方が多くいました。また、南海トラフ地震の発生確率が高いと言われている昨今、高齢者の防災対策の整備は急がれる課題です。
そこで、生活支援コーディネーターが市内30カ所の小地域交流サロンや老人クラブを訪問し、259人の高齢者の方に、『災害についての備え』を聞き取ってきました。その結果の一部を紹介します。

▽聞き取り調査・結果

聞き取り調査の結果を、生活支援体制整備事業作業部会メンバーで話し合いました。
身動きのとりにくい高齢者は、「避難場所は知っていても本当に避難できるのか?」「高齢者にとっての備えは十分できているのか?」また、「ハザードマップや非常持ち出し袋の準備などの周知についてさまざまな災害対策は行っているものの、まず高齢者の方には各家庭で安全な場所の確保を行ってほしい」といった意見がありました。

▽高齢者にとっての防災への最初の一歩!
自宅で安全な場所の確保
阪神淡路大震災・新潟中越地震では、多くの方が自宅で被害に遭われています。特に物の下敷きとなり窒息死・圧迫死により亡くなった人が多いそうです。
高齢者は、日中は自宅の居間で、深夜は寝室で、過ごすことが多いと思います。
地震の際、居間や寝室の衣装だんす・大型家具・大型電化製品は倒れてくるものとして、物の下敷きにならないように家具の配置を確認して、L型金具・つっぱりストッパー・粘着マットなどで転倒防止をしましょう。その際、家族や周囲の人と相談し、助けを借りることで、自宅での安全な場所の確保をしてください。
高齢者が一人で家具の配置変えや転倒防止をするのは難しいことかもしれません。家族や周囲の方々と安否確認や避難行動について話し合い、災害時の対策をともに行うことで、「命を守る力」を高めましょう。

■今月のサロン紹介(23)
▽旭友愛クラブサロン
土成町の皆さんが月4回、9時から11時まで旭北集会所に集まっています。1日・10日・25日はボッチャを、15日は『いきいき百歳体操』をみんなで行い、体を動かしながら交流を楽しんでいます。月1回は、多肉植物や花の寄せ植え、コケ玉やホウ酸団子づくりなどもしています。
この活動以外に月2回は中央公園の清掃活動を行っています。
※サロンでは、感染対策をして活動しています。

問合せ:阿波市地域包括支援センター
【電話】0883-36-6543【FAX】0883-26-6054

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