私たちがつくった笑顔になれる柑橘を食べてください!
■注目ビト
天晴農園(あっぱれのうえん)ムードメーカー兼リーダー
片岡 星也(かたおか せいや)さん
西予市明浜町の「天晴農園」は、片岡星也さんを中心とする若手柑橘栽培グループ。さまざまな品種の柑橘を栽培するほか、オンラインショップを立ち上げて生果はもちろん、ジュースやジャムなど加工品の販売、ゲストハウスの運営も行っています。SNSでは楽しい動画付きで“明浜みかん”の情報を発信中!
「3つの太陽」を浴びて実ったポンカンを前に、前列左から、宇都宮晃仁さん、片岡さん、酒井圭太さん、後列右から、﨑山達也さん、酒井優佑さん、片岡正嘉さん、上甲信輔さん(アバター)。
(※本紙写真参照)
◇南予のおいしい柑橘(かんきつ)を通して、地域をもっと元気にしたい
私たちは、宇和海を見下ろす明浜の段々畑で温州みかんやポンカンなどさまざまな柑橘を栽培しています。皆さん、南予の柑橘がなぜおいしいのか、ご存知ですか?その理由は「3つの太陽」の光と潮風をたっぷり浴びてミネラルを含んだ良い土壌で育つから。そのため糖度が高く、色鮮やかに仕上がるのです。この美しい形、甘味がギュッと詰まったおいしさは、全国どこの産地にも負けません!
私たちが大切にしているのは、先人たちが切り拓いた段々畑で行う伝統的な栽培方法。しかし多くの農家が後継者不足で困っているのが現状です。そこで明浜の農業を盛り上げ、若者が帰ってきやすい場所をつくろうと、令和2年に柑橘農家の後継者4人で生産者グループ「天晴農園」を立ち上げ、今では個性豊かな7人で活動しています。農作業に加え、オンラインショップやゲストハウスの運営も行いながら、SNSで「農業の楽しさ」を発信。私たちが笑顔で柑橘をつくっている様子を見て、少しでも南予の柑橘に興味を持っていただければうれしいですね。天晴農園のスローガンは「笑顔になれる柑橘を全国の食卓へ」。皆さんに南予の柑橘を届けることで地域を笑顔にし、“明浜みかん”を後世に残すことが、私たちの最終目標です。
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