予土線に乗って遊びに来てください!
■注目ビト
愛媛県立北宇和高等学校 三間分校 2年生
地域情報ビジネス部
和田 恋羽(わだ こはね)さん
三間町の魅力を掘り起こし、発信する「地域情報ビジネス部」に所属する和田さん。イベントに参加したり、地域の人たちと交流したりして、地域課題の解決にも取り組んでいます。JR伊予宮野下駅で開催される「予土線駅前マルシェ」にも出店。部員と地域の人が一緒になって開発したフルーツおはぎ「美沼のフルーツミックス」などを販売しています。
二名駅にて、地域情報ビジネス部の仲間である福島奏子さん、笹尾綾音さん、「鉄道ホビートレイン」と一緒に。
■山間を力強く走る予土線 この美しい景色が大好きです
JR予土線は登下校にも、遊びに行くときにも利用する、私たちの大切な足。山間を走るため、予土線でしか出会えない景色を見ることができ、私は特に北宇和島駅から務田駅までの景色が好きです。急勾配を力強いエンジンで登っていくところも予土線ならでは。しかし利用客が減少しており、守っていかなければという思いを強くしています。そのため、JR四国さんのご協力のもと、観光列車「伊予灘ものがたり」で車内ガイドを務めたり、伊予宮野下駅で三間分校農業クラブが制作した稲わらアートを展示したりしています。今年3月に行われた「予土あす青春18プロジェクト」では、愛媛と高知の予土線沿線の高校生が取り組みについて話し合い、「JR予土線圏域の明日を考える会」総合アドバイザーの隈研吾氏より励ましのメッセージをいただきました。
予土線を守るためには、たくさんの方が利用して沿線地域を盛り上げていくことが必要だと思います。昨年から3つの駅(伊予宮野下駅、近永駅、松丸駅)が持ちまわりで「予土線駅前マルシェ」を開催し、私たち地域情報ビジネス部も参加しています。沿線地域外の皆さんもこの機会に予土線に乗って、私たちの町に遊びに来てください!
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