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自治体の皆さまへ

消防だより

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和歌山県紀美野町

火災・救急・救助は119番
「守りたい 未来があるから 火の用心」

◆林野火災を防ごう!
国内における林野火災は、例年春先に多く発生しています。春先に林野火災が多いのは、枯れ草が地上に積もり、下草も枯れているうえ、降水量が少なく、空気が乾燥し、季節風が吹くなど林野火災が発生しやすい気象条件となっており、さらに、山菜採りや森林レクリエーションなど入山者が増えることによるものと考えられます。
林野火災は、原因のほとんどがちょっとした火の取り扱いの不注意で発生しています。火災を未然に防ぐため、次のような点に注意しましょう。
・枯れ草等があり火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと。
・喫煙は、指定された場所で行い、吸い殻は必ず消すこと。投げ捨てしないこと。
・バーベキューなど火を使用する場合は、指定された場所で行い、そこを離れる時には、完全に火を消すこと。
・各自のゴミは、指定された場所に捨てるか持ち帰ること。
・火気を使用する場合は、周囲の可燃物の状況に十分注意するとともに消火用の水等を必ず用意すること。
・強風注意報や乾燥注意報などが発表されている場合は、火気の使用は差し控えること。
森林は、地球温暖化の主な原因である二酸化炭素を吸収し、生命に必要な酸素を供給する貴重な資源であり、一度焼失してしまうと、その回復には長い年月と多くの労力を要することになります。貴重な財産や人命を火災から守るため、林野での火気の取り扱いには十分気を付けましょう。

◆救急コーナー「止血法」
一般に体内の血液の20%が急速に失われると出血性ショックという重篤な状態になり、30%を失えば生命に危険を及ぼすといわれています。そのため、出血量が多いほど止血手当を迅速に行う必要があります。まず、清潔なハンカチやタオルなどを重ねてキズに当て、その上から出血部位を指先や手のひらで強く圧迫します。片手で圧迫しても止血しないときは、両手で体重を乗せながら圧迫します。感染防止の為、血液に直接触れないように、ニトリル製やゴム製の手袋を使用してください。ない場合には、ビニール袋を代用することもできます。

◆次回の普通救命講習・再講習は5月5日(日)です
定員の都合上、日を改めて実施することもあります。職場、学校、自治会等団体での申し込みは、随時受け付けています。
申込期限:4月25日(木)

問合せ・申込み:紀美野町消防本部 警防課
【電話】489-6302

◆2月の消防の動き
火災発生件数…0件

▽事故種別搬送人員

※( )内については、ドクターヘリ搬送

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