観光協会だより

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■わたしの上島旅ー第36回ー
◇今月の旅人
雨宮厚子　千葉県市川市在住

私の原点、弓削島。外国航路の船乗りだった父は日本を離れることが多く、母の故郷の弓削島で幼少期を過ごしました。みかんの花が咲くころは、島全体が甘い香りに包まれます。お大師さんと呼ばれる小さなお遍路。札所を巡り歩き、お菓子や軽食をいただいたことを覚えています。
小学生になり家族で神戸に転居、夏休みに弓削島に戻るのがとても楽しみでした。当時、松原海水浴場には沢山の海の家が出ていて海水浴客で賑わっていました。夏休みの絵日記は弓削の思い出でいっぱい。
現在、私はフリーランスのヨガインストラクターとして日頃80名以上の方と接しています。弓削島では2022年10月ビーチクリーン・ビーチヨガとシニア向けの椅子を使ったヨガ、2023年8月にはビーチクリーン・ビーチヨガのチャリティーイベントを開催させていただきました。
防波堤アートの写真のポーズは、インドの神話に出てくるハヌマーン(猿王)自身がスリランカとの橋となったことを表しているそうです。島と島がつながるということ、ヨガの語源はサンスクリット語でユジュ(つながり)、心と体、人と人をつなぐという意味であることを思い起こします。
弓削島、私にとって心のデトックスができる大好きな自慢の島です。遠方に住んでおりますが、また弓削島で皆さまとヨガができることを楽しみにしております。
shant shanti shantih