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自治体の皆さまへ

令和六年 新年のごあいさつ(1)

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愛媛県上島町

上島町の皆さま、明けましておめでとうございます。
新たな初春に、最高の時間を過ごされているのではないでしょうか。
さて、みなさんは今年の初夢を覚えていらっしゃいますか。初夢で見る縁起物としては「一富士」「二鷹」「三茄子」が有名ですが、実はこの縁起物には続きがあり6番目まで記述があるそうです。
今の時代、この例えは合わないかも知れませんが、家族で現代の縁起物を当てはめるのも一考ではないでしょうか。
自らの「夢」は「志」とも言えます。松下幸之助氏は「志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである。」という言葉を残しており、吉田松陰氏の「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」という有名な格言もあります。
青春にも、老いも若きもありません。上島町民の皆さん、人生はこれからです!「夢」を持ち続け、お互いに輝かしい将来を目指して共に歩んでいきましょう。
上島町は本年、合併20周年を迎え、新たな「夢」に挑戦する重要な年になります。もちろん20周年を祝う行事や「音楽祭」も計画しており、地域の皆さまに上島町からの依頼が多くなると思いますので、今までと変わらないご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
特に、音楽はみなさんそれぞれの人生を彩るものであり、その曲を聴くと自然に当時のさまざまな思い出令和六年新年のごあいさつが蘇ることがあります。また、音楽は心が折れそうな時に勇気を奮い立たせてくれます。
私は、松山千春さんが友人への応援歌として作ったとお聞きしている「大空と大地の中で」という曲の、「生きる事が つらいとか 苦しいだとかいう前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ」という歌詞に励まされることがあります。
元々楽天的な私ですが、時にはあと一歩、町民の代表として胸を張り、風を切って進んでいかなければならない。辛そうな顔を町民の皆さんに見せることはあってはいけない。そう言い聞かせて臨むこともあります。
お正月に、帰省している若者の皆さん。都会ではさまざまなことがあるかとは思いますが、困難に挫けそうなことがあれば瀬戸内で感じた爽やかな風を思い出してください。時には羽を休めに、遠慮なく帰ってきてください。ふるさと上島町は皆さんを全力で応援していることを忘れないでください。
結びに、上島町の行財政運営においても「夢」を忘れることはありませんが、ほとんどの分野で「夢」とは相反する「身の丈」を考えながら、上島町に適した施策に取り組んでいます。私が民間企業出身なので、施策の財源や重要性、収支などを厳密に精査するため、役場職員の皆さんも大変だとは思いますが、上島町の財政状況がこの3年間でよくなっている、数字でも表れている事実で認めていただきたいと願っています。
新年も堅実な行財政運営に努めてまいりますが、夢なき者に成功はありません。「シーオブドリームス」実現のため、「夢」を抱きながら全力を尽くして参りますので、町民の皆さまのご指導とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

上島町長 上村俊之

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