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自治体の皆さまへ

島おこし協力隊活動日記

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愛媛県上島町

■ゆめしま未来塾
◇協力隊2年目のテーマ設定
こんにちは、ゆめしま未来塾講師の井上です。早いもので協力隊として赴任して2年目となりました。1年目で培った経験を踏まえて、2年目は新たなことに挑戦していこうと、テーマとして「講座の充実」を掲げました。
3年生は受験もあり比較的通塾率が高いので、これまでも疑似的な講座をいつくも実施してきましたが、1,2年生を対象とした本気の講座に取り組んでいます。講座の人気はやはり、「数学」です。一人で考えてもなかなか進めることが出来ない点が塾生からも支持される理由なのかもしれません。
また、検定対策講座「英検、簿記検定、ビジネス計算検定」なども人気があります。10月からスタートして執筆時点(11月中旬)ですでに1か月経過しましたが、自学自習で塾に来るよりも、明確な目的意識と講師とその時間に約束しているため、参加のモチベーションが高いように感じます。1年生はこれから難しくなる高校数学にしっかりついていけるように、また2年生は目標としている検定に合格し、進路の選択肢をたくさん持てるようになってもらえたら嬉しいですね。ということで、また春ごろ報告できたら幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

担当:ゆめしま未来塾 井上武

■島おこし協力隊(サイクリング振興)
◇上島町の魅力とは…
こんにちは。サイクリング振興の豊田です。上島町で過ごすはじめての冬は、勝手なイメージで瀬戸内海は温暖だからそんなに寒くないのかなと思っていましたが、もう11月から家はお風呂に入るのが億劫になるほど寒く、暖房をつけ真冬用の布団で寝ています。案外寒く驚きました。
上島町に移住してから、週末は、北は広島市や鞆の浦、南は佐田岬や松山などあちこち自転車を持って出かけています。訪れる場所はどこも違った趣、楽しさがありますが、やはり上島町に帰ってみると、交通量が少ない、信号がない、トイレがきれい、そして海沿いの道が続き景色が変わる楽しさ、この環境は他にはないなと感じさせられます。
ですが一方で、サイクリストや観光客の方、また宿の管理をしている方とお話しをすると「ゆっくりとした島時間が好きだから、人があまり増えてほしくない」と思われる方や、「インバウンドは観光ではなく、散歩や読書をしてゆっくり過ごすだけの人も多い。そういう人に人気なのかも」という意見も聞きます。上島町の魅力、感じるポイントは人それぞれですが、さまざまな可能性を秘めた上島町、「上島町ってこんなところがいい。」私なりにサイクリングを通じてそう思ってもらえるイベントやミッションをしていきたいと思います。

担当:サイクリング振興 豊田遥

■魚島離島留学
◇季節のイベント
こんにちは。魚島さざなみ寮のハウスマスターの大塚です。2学期に入り、子ども達も参加する運動会、お祭り、亥の子など行事が増えてきました。亥の子は、留学生はもちろん、私も初めて見る行事でした。そんな中、何気なく「もうすぐハロウィーンだね~」と一人の留学生が言ったことをきっかけに、10月29日に「逆ハロウィーン」を行うことになりました。
逆ハロウィーンとは、本来お菓子をもらいに行く子ども達が、日ごろの感謝の気持ちを込めて、自分達でお菓子を作りそれを島の人達に配るというものです。事前にみんなで集まり、ポスターや仮面を作りました。ポスターは一人でも多くの方が来てくれるように願いながら、合計11か所に貼りました。
当日は、朝からみんなでお菓子作りです。2チームに分かれ、スコーンとクッキーを作りました。留学生は普段、土曜日の夜ご飯は自分たちで作るようになって、調理にはだいぶ慣れてきましたが、お菓子となると不慣れな子が多く、得意な子に聞きながらチームワークよく作っていました。できあがりを味見(つまみ食い)をしながら、少量ずつ包装し120個ほどできあがりました。いざ配るころになると、みんな「こんなに配れるのか、余ったらどうしよう…」と不安になりましたが、予定時間の15分前からたくさんの方が集まって下さり、配り始めてからはみんな笑顔でいっぱいでした。取りに来るのが難しい方には、みんなでお菓子を持って家まで行き、「自分たちで作ったので食べてください!」と渡しに行きました。
地元にいたら体験できない行事と、島にいてもやりたい行事を織り交ぜながら、みんなで楽しい離島留学にしていっております。

担当:魚島離島留学 大塚恵

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