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自治体の皆さまへ

令和5年 第4回定例会(1)

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愛媛県上島町

12月12日開催
■上村町長の行政報告
みなさんおはようございます。
新型コロナの感染症法上の位置づけが「5類」に引き下げられて迎えた今年の秋祭りは、形を変えながらも多くの地区で発生前の活気ある姿に戻ってきました。
CATVのおかげで、普段見ることのできない各地区の祭りの本質を知ることができ、込み上げる感動と共に上島町には素晴らしい伝統や歴史が豊かに息づいていることを再認識することができました。
本日は令和5年第4回定例議会を招集いたしましたところ、おおかたの出席をいただき誠にありがとうございます。行政報告として9月定例議会後の主な事項のみを報告させていただきます。
9月16日から魚島大運動会を皮切りに、各地において運動会が開催されました。子ども達の熱意に溢れた選手宣誓や、練習を積み重ねた演技などを目の当たりにし、まるで大人の私たちへの応援のような感動がありました。
9月22日から久司浦地区をスタートとし、11月21日の佐島地区まで、まちづくり懇談会を町内10ヶ所で開催いたしました。
コロナの関係で断念した年もあったことから、関心が薄れているのではと危惧していましたが、各地区とも的確なご意見や熱心な協議が数多くあり、町民の皆さまと直接対話をすることの大切さを痛感いたしました。
皆さんからの要望や提案の中で、必要と判断された施策は予算化に取り組み、その場でお答えできなかった案件については、区長さんまで速やかに文書で回答する準備をしています。
9月23日には弓削商船高等専門学校の卒業式並びに、高専制度創立60周年記念植樹式が開催されました。前身である弓削海員学校から数えると120年を超える伝統の学び舎が、この上島町に存在すること自体が私たちの誇りであり、創設していただいた先人の皆さまに、時を超えて感謝をお伝えしたいと思います。
10月6日には4代目となる弓削商船高等専門学校練習船の進水式に参加させていただきましたが、その船の能力の高さに驚くと共に、新たな歴史の始まりに感激いたしました。
また、先人に負けないほどの情熱を、この歴史ある学校に注がなければならないことを再認識しました。
9月26日から29日にかけて、島づくりのリーダーの育成を目的に日本離島センターが主催する第31回島づくり人材養成大学が上島町で開催され、私も一部に参加させていただきました。
今回は、北は北海道、南は沖縄県までの全国の離島で活躍する34名が来町し、上島町からの4名と共に「それぞれの島で、自分が何が出来るか」をワークショップ等により研修されました。
上島町での学びの元、受講生の皆さんが今後、島のリーダーとして活躍されることを祈っています。
10月9日、弓削高校生が企画した「let’sゆめしまサイクリング~人と人繋ぐは島の橋と橋~」のE-BIKEガイドツアーに参加しました。
これは自転車を活用して地域課題解決に取り組む弓削高校生たちが、サイクリングを通じて「ゆめしま海道」の魅力を広く伝え交流人口を拡大することを目的としています。
当日は、サイクリング講習を受けた高校生たちが、自分たちで考案したおすすめスポットを巡りながら安全にガイドをし、その場で高校生が解説も行いましたので、町外からの参加者に上島町のポテンシャルの高さを知っていただくことができたのではないかと思います。
10月10日には大分県の姫島村という離島を視察させていただきました。
姫島ITアイランドセンターでは、IT企業を誘致するなどICTを活かした産業振興や交流人口の拡大にも取り組んでいるということが特徴的で、さらには、超小型モビリティの実用実験を兼ねた電気自動車のレンタカー事業が行われおり、小さな離島でありながらITの先頭を走る姫島村に大いなる刺激を受けたところです。
10月12日から15日、台湾の『日月潭 come! Bikeday!』にしまなみジャパンの一員として参加し、ゆめしま海道のPRを行ってまいりました。
現地では、GIANT本社を訪問するなど、自転車新文化を肌で感じ、サイクルツーリズムの重要性を再確認すると共に、カーボンニュートラルを目指す世界的な取り組みを知ることができました。

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