文字サイズ
自治体の皆さまへ

【久万高原町の新しい風 柔軟なアイデアで地域おこし】協力隊通信 vol.78

26/28

愛媛県久万高原町

3年の任期を終え、今月末で地域おこし協力隊を卒業する、ゆりラボ所属の地域おこし協力隊原田と直木です。私たちは2020年12月から、ふるさと納税返礼品開拓を目的として、久万高原町地域おこし協力隊の活動を始めました。たくさんの事業者の方がふるさと納税に登録してくださり、町への寄附額も上がりました。一緒に盛り上げてくださった皆さんに大変感謝しています。

●原田
地域おこしは自分おこし。自分の可能性を見つめ新しいことに挑戦するにはもってこいでした。ふるさと納税返礼品開拓の他に、自身の起業に向けた取り組みを目的とし、2つのテーマに取り組みました。
一つは農業です。米や野菜作りの経験を積んできました。
もう一つはふるさと旅行村にある、馬とアルパカの牧場を観光拠点にする取り組みです。
これからは地域おこしでさらに一歩踏み込んでいこうと思います。地域の皆さん、これからもよろしくお願いします。

●直木
私はふるさと納税の取り組みのほか、農家さんにビールの原料ホップを育ててもらい、それを使った地ビールの販売も行いました。委託醸造、酒販免許の取得、保管と在庫管理など、初めてのことばかりでいつも戸惑っていたように思います。それでも新しい取り組みを楽しんでくれるホップ農家さん、できた地ビールを飲んでくださった皆さん、興味を持って応援してくださった皆さんのお陰で2種類の久万高原オリジナル地ビールができました。
そして嬉しいことに、ホップを買いたいという松山市の醸造家が現れ、8月と10月に久万高原町産ホップを使った地ビールがその醸造所から販売されました。
更に来年のビール造りの話も進んでいます。この3年間、ホップや地ビール、それらを観光利用するための勉強をたくさんさせていただきました。これらの取り組みを知った学生さんにお話しする機会もいただきました。これらは地域おこし協力隊だったからできた貴重な経験だと思っています。ありがとうございました。
今後は可愛らしいホップの形を活かした商品作りやホップの収穫体験のガイドも行う予定です。今後ともどうぞよろしくお願いします。
3年間大変お世話になりました。引き続きよろしくお願いします。

問い合わせ先:ふるさと創生課 移住促進班
【電話】21-1111(内線325)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU