地域おこし協力隊担当窓口のジョーンズです。「広報久万高原8月号」で地域おこし協力隊制度導入に向けた今年度の新しい取り組みについてお知らせしました。今月はその中の「おためし地域おこし協力隊」についてご紹介します。
■「おためし地域おこし協力隊」
令和元年に創設された国の制度で、募集地域に2泊3日で滞在し、地域の方との交流や活動ミッションを体験するプログラムです。応募前に実際に現地を訪れることで、気候や風土、実際に活動するミッションを体験、体感することで、移住後のビジョンをイメージすることができ、地域おこし協力隊を検討されている方にとっては、応募の判断材料となるため非常に貴重な経験となります。
本町は今年度初めて実施し、県外、県内含め4名の方が参加されました。
▽1日目
「地域おこし協力隊制度について知ろう」をテーマに、制度についての基礎知識やミッションの紹介、また久万高原町の魅力を紹介しました。3年間の活動期間をより有意義に過ごすための考え方について学んでいただきました。
▽2日目
「協力隊の活動について知ろう」をテーマに現役協力隊活動の見学やミッションの体験を行いました。
面河地区で活動している桑名隊員のもとを訪れたほか、林業現場で活躍している島隊員の久万高原町での生活について聞く時間を設けました。
午後からは、各希望ミッションに分かれ、それぞれの活動を体験したり、地域の方のお話を聞いたりしました。
▽3日目
「協力隊になったら実現したいこと」をテーマにワークショップを行いました。
2日間の体験を通じて感じたことや協力隊としての展望をまとめ、思い思いの気持ちを発表し、終了しました。
参加者からは、「山間部の地形や気温などを知ることができた」「移住してからの本音を聞けた。地域おこし協力隊制度についてよくわかった」など感想をいただきました。
2泊3日という短い期間で久万高原町のことを全て理解することは難しいですが、参加者にとって貴重な経験になったのではないかと思います。また、おためし地域おこし協力隊実施期間に参加できなかった応募検討者を対象に、個別で移住体験ツアーも実施しました。
〝想像と違っていた〞など、移住後に感じるミスマッチを避けるためにも、現地に滞在し体験することはとても大切なことだと感じました。
※令和6年度採用の地域おこし協力隊の募集は現在終了しております。
問い合わせ先:ふるさと創生課 移住促進班
【電話】21-1111(内線325)
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