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新規就農者「フレッシュファーマー」を紹介します!

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愛媛県久万高原町

農業公園研修センター(農業公園アグリピア)でトマト栽培の研修を終え、新規就農者として新たにスタートしたご夫婦を紹介します。

埼玉県から移住してきた宮﨑さんご夫婦。2人とも農業に興味があり、出会いは農業関係の学校だったそうです。それぞれ農業法人で働きながら、「独立して農業ができたら…」と考えていたそうです。

農業を本気で考え始めたのは3年前、お子さんが小学生になる前など、いろいろなタイミングが重なった時期でした。「2人でやるならがっつりやろう!」と、就農の決断にはそれほど時間がかからなかったそうです。
肝心の就農場所はいくつか候補があったそうです。「どこでも行くよ〜」と郁美さんやお子さんの後押しもあり、卓海さんが向かったのは幕張の就農相談会でした。ネットで調べた情報や就農相談会での話を聞いて、久万高原町のトマト栽培に興味を持ったと言います。久万高原町には農業研修制度があり、環境的にも条件に合っていたため、2年前の令和3年2月、雪が積もった久万高原町に移住してきました。
移住した年の4月からさっそく研修がスタートしました。「研修中は指導してくれる方々の考えやアドバイスを体得しようと努力しました」と話す卓海さん。家からハウスまでの往復や栽培するうえでの土地の環境など、大変なこともいくつかあったそうですが、それらの経験は就農時の希望やアイデアへとつながったと話します。

今年の4月に就農し、夫婦2人で20アールのトマトを栽培しています。郁美さんはトマトの合間に多肉植物も栽培しています。
移住してから、学校・友達・ご近所さん、すべてに恵まれていると言います。生活には特に不自由もなく、のどかな生活が肌に合っているとのこと。地域の方も常に気にかけてくださり、頼れる先輩農家にいろいろなことを教えてもらい、生活するうえでの不安は無くなったと話します。就農後は家族で過ごす時間が増えたことが大きな変化なのだそう。子どもが剣道を始め、一緒に剣道をする時間も息抜きになるとのこと。
「今後は健康第一で、元気に農業をやっていけたら」と語る宮﨑さんご夫婦。家族で楽しく、この地域で生活していくことが何よりの目標だそうです。

農業公園研修センターでは現在、7名の研修生がトマト農家になるべく研修中です。来年度の研修生を募集していますので、ご興味のある方は農業公園【電話】41-0040までお問い合わせください。

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