【久万高原町の新しい風柔軟なアイデアで地域おこし】協力隊通信 vol.76

29／31

地域おこし協力隊2年目の島です。林業の担い手となるため、現場実習や県の林業技術研修を通して日々林業に関する技術・知識の向上に励んでいます。

普段は町内の山林で活動することがほとんどですが、7月下旬、東京で開催された移住フェアに、着任後初めて町職員の方々と共に参加させていただきました。
今回参加した「えひめまるごと移住フェスin東京」は、県内全20市町が参加し、各市町の個別ブースでは移住や就職に関する相談ができ、イベント当日は、地方移住に興味をお持ちの東京近郊に在住の方々約200名が来場されました。
私はそのなかで、地域おこし協力隊として、トークセッションに参加させていただきました。
「林業がしたくて久万高原町へ移住したこと」について少しだけ話をさせていただいたのですが、その後うれしいことに、林業に関することについて、ブースへ質問しに来てくださった方が何人かおられました。
ほとんどの方が「林業の体力面について」気になっておられましたので、どのような状況で体力を使うか、また自分なりの体調の整え方などお話しさせていただきました。
また「林業の体力面について」の次に、相談に来られた方のなかで気になっている方が多いと感じたのは、移住を決めた際、必ずセットで考える必要のある「住まい」についてでした。
特に「空き家の状況と住宅性能」についての質問が多かった印象です。これについても、自分が移住した時の体験談などお話しさせていただきました。
今回、相談に来られた方々とは限られた時間しかお話しできませんでしたが、皆さんそれぞれから、これから歩んでいきたい生き方・想いを感じ大変刺激を受けました。
私自身が久万高原町へ移住してきた1年半前のことを思い返しながら、これから移住、または協力隊活動を検討される方々と、良いご縁を育むお手伝いが今後も自分なりにできたらなと思いました。
そして、一緒に山で活動する仲間たちが増えることを願っています。

問い合わせ先：ふるさと創生課　移住促進班
【電話】21-1111(内線325)