昨年12月9日(土)、10日(日)に下直瀬伝統文化保存館、下直瀬ふれあい館で、太鼓台文化を探求するグループと川瀬歌舞伎保存会による調査が行われました。
観音寺太鼓台研究グループは、香川県観音寺市のメンバーが中心ですが、愛媛県内からも多くの方が参加されています。
川瀬歌舞伎保存会が保管している貴重な衣装類200着以上が、所狭しと下直瀬ふれあい館に広げられた景色はまさに壮観で、長い川瀬歌舞伎200年の歴史でも初めての出来事でした。
現役の農村歌舞伎を演じる団体で古衣装を保管しているのは、愛媛県内では川瀬歌舞伎のみですが、100年以上前の貴重な衣装類がこれほど大量に保管されていることは知られていませんでした。
太鼓台で用いられているデザインと川瀬歌舞伎の衣装との歴史的関係等の調査はこれからですが、改めて地域の無形民俗文化財の奥深さを知るに至った重要な調査でした。
問い合わせ先:教育委員会 生涯学習班
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