■「2024人権フォーラム」から
8月24日(土)八幡浜市ゆめみかん
愛媛県人権教育協議会主催の人権フォーラムが開催され、今年は、県内5つの演目の中に、久万高原町の代表的な芸能である川瀬歌舞伎が選ばれました。
川瀬歌舞伎保存会のご支援、ご指導をいただき、久万中生や久万中卒業生らが、人権の視点やお遍路文化と関連した内容などを取り入れて、「遍路文化が遺した川瀬歌舞伎」と題した歌舞伎を披露しました。
▽人権フォーラムに出演して
僕は、八幡浜で開催された人権フォーラムで川瀬歌舞伎を披露しました。
昨年度、久万中学校の文化体験講座で、川瀬歌舞伎を体験していましたが、最初はやはり難しかったです。夏休みの毎週土曜日に練習を行い、少しずつ慣れて、うまく動けるようになりました。
川瀬歌舞伎は、百年以上の歴史をもっています。起源については諸説ありますが、昔、お遍路さんが病気で倒れ、村人が介抱して快癒したお礼に浄瑠璃を教えてくれたことが最も有力な説だと言われています。
人と人との心温まる交流が起源となり、それが今も伝承されていて、その歴史の中に、僕も加わっている。そう考えると、とてもうれしいです。
川瀬歌舞伎は、今年度の久万中学校文化活動発表会でも披露する予定です。さらにより良い演技ができるように、頑張ります。(久万中3年 近森羽輝)
問い合わせ先:教育委員会 生涯学習係
【電話】21-0139(内線334)
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