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令和5年度 決算報告(2)

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愛媛県久万高原町

●3.特別会計と企業会計
特別会計においては、実質収支が2億99万円の黒字決算となりました。また、企業会計においては、物価高騰等における厳しい社会情勢においても経営の健全化に向け、企業努力を行っているところです。一方、両会計においては一般会計からの繰入金で収支の均衡を図っている面もあるため、繰入金の削減を目指すよう努めてまいります。

▽特別会計
・特別会計の決算状況

▽企業会計
・企業会計の決算状況

・用語の説明

●4.健全化判断比率と資金不足比率
▽各比率とも基準を大きくクリアし健全性を維持
自治体の経営破たんを未然に防ぎ、財政状況が悪化した団体には早期に健全化を促すことを目的とした財政健全化法により、各比率を算定し、議会へ報告・公表することが義務付けられています。
健全化判断比率のうち、いずれか一つでも早期健全化基準以上となると早期健全化団体となり、財政健全化計画を策定し、自主的な改善努力が求められるようになります。
同様に財政再生基準以上となると財政再生団体となり、財政再生計画を策定したうえで国・県の強力な関与の下で確実な財政再建を実行しなければならなくなります。
久万高原町は各比率とも基準を大きくクリアし、健全性を維持しています。
(単位:%)

●5.基金(普通会計)
▽持続可能なまちづくりのために
・対前年度比5・5%の減
町の貯金である基金は、法令などに基づき特定の目的に使うために設置されており、将来の投資への備えとして積み立てられています。
令和5年度末の普通会計の基金の状況は、対前年度比3億円減の51億760万円の残高となっています。

町民1人あたりの貯金 72万3千円

●6.町債(全会計)
▽計画的に借り入れを圧縮
・対前年度比4・6%の減
町が、大きな事業を行うために借り入れるお金のことを「町債」といいます。主に公共施設整備や社会資本整備の実施のために借り入れており、この借り入れによって世代間の負担を公平にしています。
令和5年度末の借金残高は前年度比で5億9159万円減の123億8112万円となっています。

町民1人あたりの借金 175万1千円

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