地域おこし協力隊3年目の島です。林業の担い手となるため、日々の現場実習を通して林業に関する技術・知識の向上に励んでいます。
さて、10月に行われました第52回久万林業まつり。町内外から多くの方々が来場されました。今年は久万高原町合併20周年の記念すべき回。来場された方々に、町の基幹産業である林業をより身近に感じていただきたいという実行委員会の方々の想いから、林業まつりで初めて伐木エキシビションが行われました。
チェーンソーを使用して木を伐り、枝を払う。出材に適した長さに造材する。このような山の中での作業の一部を会場で再現し、町内の林業家と総合司会の2人が、作業を安全に行うためのポイントを会場の皆さんにご紹介するという内容でした。
当日私はスタッフとして参加させていただきましたが、この企画は、普段林業現場を見る機会の少ない方々へも、林業の面白さを広く知っていただける良い機会になったと思います。携わることができたことを嬉しく感じているのと、来年以降も今回のような企画が続いてほしいなと思いました。
次に、最近の協力隊活動についてです。素材生産の現場に、実習で入らせていただいています。1、2年目と比べ、できる作業が増えた分、現場がうまく回るように自分の役割をよく考えて動くというところが今の課題と考えています。実習を重ねるなかで自分自身の課題を一つずつクリアしていきたいです。
また私は今年度で協力隊を卒業します。来年度以降も町内で林業に関わる仕事ができるよう現在準備を進めているところです。
そのなかの一つで、今年度は各種林業に関わる機械の運転資格や大型自動車免許を協力隊活動として取得させていただきました。また、林地残材を活用した薪の生産が今後できたらと考えており、こちらも体制を整えているところです。
協力隊として活動できる期間も残すところ半年をきりました。貴重な活動期間を引き続き有意義に過ごしていきたいと思います。
問い合わせ先:まちづくり戦略課 移住・定住促進係
【電話】21-1111(内線187)
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