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【ふるさと魅力発信】久万高原町教育委員会(上黒岩考古館)

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愛媛県久万高原町

■上黒岩岩陰遺跡発見の頃
The 50th Anniversary

上黒岩遺跡考古館は、昭和36年5月に発見された上黒岩岩陰遺跡のために造られました。
発見のエピソードは、『岩かげの女神石』(たかしよいち著)などでも語られていますが、当時の中学生(美川西中)によって発見されました。
そして、愛媛大学西田栄先生の鑑定を経て、同年6月1日に遺跡の発見届が愛媛県に提出されることになります。
あまり知られていないのですが、発見当初は上黒岩岩陰遺跡という名称ではありませんでした。「ヤナセ(柳瀬)遺跡」という名称で、新聞や雑誌などでもそのように記載されています。
ヤナセには諸説ありますが、通常は「簗(やな)」、つまり魚をとる仕掛けがある瀬ということになります。瀬は川べりを指す言葉ですので、まさに上黒岩岩陰遺跡前の景観を示しているような字名が、遺跡名として使われていたのでした。(遠部)

▽学芸員のつぶやき
「簗(やな)」で何をとっていたのでしょうか。今なら鮎ですね!

問合せ:久万高原町教育委員会(上黒岩考古館)
【電話】21‒0139

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