■災害による断水時の「水の確保」を‼
能登半島地震における断水は、発災後2カ月以上が経過した今なお続いています。愛媛県隊として輪島市へ災害支援に派遣された職員から「水の大切さ」を痛感したと聞き、久万高原町でも同じような事態が起こる可能性は十分考えられることから、町では、「水の確保」について再度検討を進めています。
みなさんに、「災害に備えて、一人3ℓの水を3日分は確保しましょう‼」ということをさまざまな機会にお伝えしていますが、単純に4人家族で1日12ℓ、3日分で36ℓ必要ということになります。町では、防災センターの貯水槽に9t、ペットボトル500ミリリットル×千本(5t)を備蓄しています。これは南海トラフ地震に伴う久万高原町の被害想定から算出した、指定避難所に避難される方、約1500人分×3日分の備蓄となります。災害による断水時、日本水道協会が給水支援に来ていただく予定となっていますが、これも道路が通れなければ、給水車が来ることができません。このことから、浄水器の整備や、井戸をお持ちの方への支援要請を行う必要もあります。災害復旧には時間を要しますので、一人ひとりが準備をして、自助・共助、そして公助が協働し災害に備えましょう。
問い合わせ:総務課 危機管理室
【電話】21-1111(内線162)
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