■上黒岩岩陰遺跡第1次調査
上黒岩岩陰遺跡の第1次調査は1961年10月に開始され、補足的な調査が11月にもありました。
この調査には、美川村教育委員会や、岡本健児先生(高知女子大学)、長井數明先生、江坂輝弥先生(慶應義塾大学)などが参加されました。
当時、ほとんど存在しなかった縄文時代早期の人骨が検出され、短い期間の調査でしたが全国的に注目される調査成果がもたらされました。
その結果、翌年の1962年の7月、10月にも調査が行われることに繋がっていきます。(遠部)
▽学芸員のつぶやき
1次調査の頃は、現場付近の方が寝ずの番をしていたそうです。大変な夜勤だったのでしょうね。
問い合わせ:久万高原町教育委員会(上黒岩考古館)
【電話】21‒0139
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