文字サイズ
自治体の皆さまへ

【ふるさと魅力発信】天体観測館

25/37

愛媛県久万高原町

■70年ぶりのポン・ブルックス彗星
今年の3月〜4月にかけて明るさが4等ほどまで明るくなる彗星がやってきています。
その彗星はポン・ブルックス彗星(12P)という名前で、1812年にフランスのポンによって発見されました。その約70年後の1884年にアメリカのブルックスにより再発見されたことで名前がポン・ブルックス彗星となりました。
約70年周期で太陽の周りを回っていて、今回は4月21日に太陽に最も近づきます。しかしこの時期は太陽にかなり近く、太陽が沈んだ後すぐに彗星も沈んでしまいます。そのためこの彗星を見ようとすると、太陽が沈んだすぐ後の西の空低いところに望遠鏡を向けて見るしかなく、残念ながら肉眼では見えそうにありません。
今回は見頃が3月〜4月下旬でしたが紹介が遅くなってしまいました。天体観測館では3月中旬に撮影に成功したのでその写真を掲載します。次にやって来るのは2090年代あたりで、次回も見ることができる方はぜひご覧ください。(重藤)

▽学芸員のつぶやき
まだ私自身は長い尾があるような彗星を見たことがないので、いつか明るく大きな彗星を見てみたいです。10月にやってくる彗星に少し期待です。

問い合わせ:天体観測館
【電話】41‒0110【HP】http://www.kumakogen.jp/site/astro/

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU