■3月21日(木) 国立療養所大島青松園でのハンセン病現地研修会
―美川中学校生徒の感想から―
・私は今回の研修会で初めて、香川県にハンセン病元患者の方が入所されている施設があることを知りました。今まで、ハンセン病についてあまり知りませんでしたが、元患者の方から話を聞いたり、施設を歩いて回ったりして、詳しく知ることができました。
今回の研修会から学んだことを、これからの生活で活かしていきたいです。
・私はまず始めに、道路を見て驚きました。事前に写真を見て研修はしていましたが、ハンセン病の後遺症により目や耳が不自由な人のための盲白線、スピーカーなどが、想像していた以上にいたる所に設置されていたことでした。社会交流会館では、入所の方が安心して暮らしている様子や、これまで沢山の偏見や差別を受け、辛い思いをした人がいることも同時に学び、忘れてはいけないことだと思いました。実際にハンセン病にかかり大島青松園の療養所に入所された方からは、家族と離れる時の悲しみや、その他の辛い出来事などの話をしていただきました。私たちも、生活の中で大切にするべきものがあることに気づきました。
■今後の予定とご案内
▽「5月人権問題学習会」
日時:5月30日(木)午後7時より
場所:町民館一階会議室
内容:「高齢者・障がいのある人の人権」
▽7月4日・5日 四国地区人権・同和教育研究大会(高知県大会)
※参加希望者は下記までご連絡ください。
問い合わせ先:教育委員会生涯学習係
【電話】21-0139(内線334)
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