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新規就農者「フレッシュファーマー」を紹介します!

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愛媛県久万高原町

農業公園研修センター(農業公園アグリピア)でトマト栽培に関する研修を終え、新規就農者として新たにスタートした方々を2カ月にわたって紹介します。

■松原 章(まつばらあきら)さん
香川県出身の松原さん。奥さんと二人で「自然あふれる場所へ移住したい」と話していたところ、見つけたのが久万高原町だったそうです。移住体験ツアーに参加し、令和3年に移住してきました。
いざ始まった久万高原町での暮らし。仕事を探して出合ったのが町のトマト栽培の研修制度だったそうです。元々自営を志していた松原さんは就農を決意し、令和4年に研修をスタートさせました。
トマトを栽培したのは初めてでわからないことばかり。奥さんが第一子を授かっていたこともあり、家庭との両立のため懸命に研修に取り組まれました。研修1年目は技術の習得、2年目は効率重視で量をこなし、計画的に就農に向けてステップアップされました。
4月から就農し経営を開始。「大変だとは思わない。不安もあるが、ようやく始められる楽しみが大きい」と話します。自分の裁量で集中してできることが農業の魅力なのだとか。
まずは今作を無事に終えたいと話す松原さん。ゆくゆくは夫婦二人で目一杯農業に取り組みたいと語ります。

■新宅史明(しんたくふみあき)さん
久万高原町出身の新宅さん。ご実家は水稲とピーマン農家だそうです。大学卒業後は県外に就職しましたが、いずれ家業を継ぐときのために就農しようと決心し、久万高原町に戻ってきました。「まだ継ぐには時間がある、せっかくやるならトマトをやろう」。と考えていたところ町の研修制度を知りました。
そうしてスタートした研修。はじめてトマトを収穫したときが印象に残っているそうです。もともと実家の手伝いをしていた新宅さんは、農業の基礎を両親から教わっていたこともあり、作業における苦労は少なかったとのこと。気にかけてくれる人も多く、恵まれた環境だと話します。
「前職では就業時間が不規則で疲労が溜まりやすかったが、今は自分で時間を決められる」と話す新宅さん。自然と同じ時間の流れで規則的な生活になったそうです。
まずはトマトだけで生活できるように経営を安定させ、将来的には家業も継ぐことを目標に取り組んでいきます。
農業公園研修センターでは現在、5名の研修生がトマト農家になるべく研修中です。来年度の研修生を募集していますので、詳しくは本紙13ページをご覧いただき、ご興味のある方は農業公園までお問い合わせください。

問い合わせ先:久万農業公園アグリピア
【電話】41-0040

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