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自治体の皆さまへ

新規就農者を紹介します!(2)

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愛媛県久万高原町

農業公園研修センター(農業公園アグリピア)でトマト栽培に関する研修を終え、新規就農者として新たにスタートした方々を先月号に引き続き紹介します。

■八塚 猛(やつづかたけし)さん・八塚由佳(やつづかゆか)さん
畑野川に就農した八塚さんご夫婦。元々県外の農業法人で働いていた猛さんは、農業を自営することに興味があったそうです。各地で就農場所を探していたところ、地元の久万高原町でトマトの研修制度があることを知りました。そうして令和4年から研修をスタートさせました。
研修中は猛さんの農業法人で得た基礎やノウハウが栽培に活かせたとのこと。栽培環境が変わると方法も変わるので、1年目はマニュアル通りに、2年目は自分の思ったことを付け足しながら、計画的に取り組まれたそうです。目標としていた反収をとれたことが印象に残っていると話します。
研修を卒業し今年から夫婦で就農。子どもの急な用事にも対応できるようになったことが生活の変化だそうです。今後は夫婦二人でどこまでできるか挑戦したいと話す八塚さんご夫婦。トマトだけで生活していくために、精一杯取り組みたい、と意気込みを語ってくれました。

■手塚貴哉(てづかたかや)さん
愛知県出身の手塚さん。飼っていた犬が病気を発症し、人混みから離れてのびのびとさせてあげようと、よく訪れていたのが久万高原町だったそうです。それから犬の体調が回復し長生きしたことをきっかけに、久万高原町に魅力を感じていたそうです。元々板前をしていた手塚さんは、食材と向き合う日々の中で農業をやりたいと思うようになり、久万高原町での就農を決意しました。
初めてのトマト栽培でしたが、疲労を感じることもなく、楽しく研修ができたそうです。「農作物に関わり、体を動かす生活が自分に合っている」と話します。
移住をしてからは、地域の方の優しさに驚いたそうです。親身に話を聞いてくれたり気にかけてくれたりと、あたたかな地域の空気が、久万高原町の良いところだと語ります。
畑野川に就農した手塚さん。自分のハウスを持ち、時間を有効に使えて作業に没頭できると言います。好きなことを仕事にして生きていく魅力を感じているとのことでした。
農業公園研修センターでは現在、5名の研修生がトマト農家になるべく研修中です。センターでは来年度の研修生を募集しています。ご興味のある方は農業公園までお問い合わせください。

問い合わせ先:久万農業公園アグリピア
【電話】41-0040

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