皆さま、こんにちは。面河地区担当の桑名虹之介です。
11月に開催された第42回面河ふるさとまつりでは、前回に続き、面河地区のできごと年表を展示させていただきました。今回は平成・令和のできごとも追加。98歳の方までなら生まれた年のできごとが分かるようになり、若い方にも楽しんでいただけたと信じております。
さて、以前こちらでクワガタムシの呼び方調査をお願いさせていただきましたが、その結果の一部を皆さまと共有できればと思います。
本紙掲載の写真はどちらもノコギリクワガタのオスで、上は長歯型、下は短歯型と呼ばれます(どちらもフリー素材)。面河地区では平野部に比べると見つかりにくい種類ですが、その分珍しくてかっこいいクワガタムシと認識している方が多く、その呼び方も特徴的でした。それを地図上の大字ごとに落とし込んだものが、本紙掲載の図となります。
長歯型はスイギュウ・ゲンジと呼んでいる地区が多いですが、笠方や前組、渋草(厳密には土泥)で特殊な呼び方が確認できます。短歯型については杣野地区で特に多様な呼び方が確認できます。さらに笠方地区では、短歯型の中でも大きさに合わせて「チンジ」「ハサミ」と呼び、同じノコギリクワガタのオスを3段階で呼び分けていることが分かりました。
今回の調査では、クワガタムシひとつをとっても多様な呼び方が判明しましたが、同じようにそこでしか使われていない方言はまだまだ眠っているはず。ぜひこんな言葉があるよと知っている方は、桑名までお知らせください。そして他のクワガタムシたちも面白い呼び方がたくさんあるので、ぜひ本紙掲載のQRコード先の記事からご覧ください!
※クワガタムシの呼び方調査結果は本紙掲載の二次元コード参照
問い合わせ先:まちづくり戦略課 移住・定住促進係
【電話】21-1111(内線187)
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