〔島しょ部〕データでわかるしまなみ海道交通動向

2／46

令和4年度に、大島・伯方島・大三島の皆さんにETCカード調査、市民アンケートの協力をいただきました。その結果、しまなみ海道の利用実態が見えてきました。
コロナ禍でも利用は減少せず、島しょ部で済ませられないような買い物や通院、娯楽を中心に利用されていることから、しまなみ海道は皆さんにとって「欠かすことができない生活道路」になっています。

■移動の傾向　※平日
ETCカード番号を活用した分析より

■利用する主な理由
しまなみ暮らし支援アンケートより
(n=7,010世帯)
・通勤　2,060世帯
・業務・商用　1,466世帯
・通学　594世帯
・塾・習い事　483世帯
・買い物　6,103世帯
・通院　5,524世帯
・介護・介助・療育など　1,081世帯
・娯楽　4,380世帯

買い物…87.1%
通院…78.8%
娯楽…62.5%

※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。

■調査から分かった事
・3島間の移動では伯方島との往来が多く、四国方面への移動が多い(広島方面よりも圧倒的)
・コロナ禍でも島民のしまなみ海道の利用は減っていない
コロナ禍でしまなみ海道全体の利用は減少していましたが、3島の住民に限れば、利用は減らず若干の増加
・3島全体で通行料は10億円以上(巨大な規模)/年と試算
世帯あたりの通行料は、平均約1万4千円/月でした。

この規模に対する支援をどう行っていくか、国や県とも話し合いながら制度設計を検討していきます。また、今治市単独でも、できることから負担軽減を図っていきます。

問合先：
・道路課【電話】0898-36-1564
・しまなみ住民課【電話】0897-72-8771