～第9回～12(市町村)の大家族 今治人

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■「地域の人」が最大の魅力
NPO法人　きないやせきぜん
今里　拓哉さん

◇ここに来る前は神戸に住んでいたと聞きました。なぜ関前に?
こどもに特別な環境を用意するわけではないけど、日本各地に素晴らしい地方があるので、別の場所で生活してもいいなと考えていました。私たち家族が理想としたのは、顔と名前が一致する500人ぐらいの小さなコミュニティと、学校があることでした。環境や自然、橋がつながっていることは調べたらわかりますが、地域の人まではわからない。関前の人たちはみんな外から来た私たちを温かく受け入れてくれてうれしかったですね。大当たりでした。
「きないやせきぜん」の活動の柱は2つあって(1)関前の魅力発信(2)住み続けられる島づくりです。今日行った国立公園の清掃も活動の1つです。
今治市内や呉市の人からすると、あんな遠くに住んでいるのっていわれますが、私からするととても便利な島です。島でありながら橋でつながっているので、本州までわずか30分。人口減少など課題はありますが、私たち家族がここでの生活を楽しみながら前例を築いていければ、移住したい人にもアピールになると思っています。
関前ふるさと交流館では長期滞在プランも用意しているので、合宿とか、移住前の体験などで使用していただき、地域の魅力を感じてほしいです。

◎今治市公務員YouTuber「イ行ノート」が取材をしました。取材の様子や仕事風景はこちらの動画から。
※詳しくは、本紙に掲載の二次元コードを読み取ってご覧ください。