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自治体の皆さまへ

教育長あいさつ

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愛媛県今治市

■今治の子どもたちのより良い成長を願って
教育長 小澤 和樹(かずき)

今年3月から教育長に就任いたしました小澤です。私は、教職生活最後の2年間を、校長として今治市の中学校に勤務させていただきました。保護者や地域の方々に支えられ、相手を思いやる生徒同士の触れ合いや、打てば響く素直な生徒と教職員との温かい関わり合いのある学校で、充実した学校運営を行うことができました。おかげさまで多くの方々から「ぬくもり」をいただき心が満たされています。これまでの教職生活を振り返って、改めて思うことは「子どもたちの成長が自身の喜びになるとき、教師冥利に尽きる出来事に出会える」ということです。現役の先生方には、そのことを多く経験し、やりがいと充実感のある教職員生活を送っていただきたいと願っております。
教育委員会といたしましては、今治市教育大綱が掲げる「子どもが真ん中で~輝くやさしいまち“今治”~豊かな心と生きる力を育む~」を基本理念として、5つの重点方針に基づき、さまざまな施策を通して、子どもたちの教育、芸術、文化、スポーツの充実・発展に取り組みます。そして、ふるさと今治に誇りと愛着を持ち、地球規模で物事を考え行動する視野と力を持った、未来の今治の担い手となる人材を育んで参りたいと考えております。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による困難の中で制限された社会生活や経済活動があった一方で、ワクチンの開発や保健医療・介護などの最前線で役割を果たし続けた方々、在宅学習や在宅勤務という学ぶ場・働く場の変化や多様な学び方・働き方も経験しました。科学・技術がさらに発展したこの時代に、今なお、貧困、災害、戦争などによる犠牲者が増え続けています。そのような中で子どもが生まれ、育ち、暮らし、老い、みとるという人の営みは変わることなく続いていきます。予測不可能な時代、変化と変革の時代を生きる私たちは、これまでの実践や蓄積を生かし、子どもたちの未来社会を切り開くための資質・能力を一層育成する必要があります。
このような時こそ、皆さん一人一人の力を結集し、学校や家庭、地域・社会が一体となり、未来を担う子どもたちのために、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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