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自治体の皆さまへ

令和6年 新年のごあいさつ

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愛媛県今治市

■謹賀新年
◇絆をむすび、未来への確かな風を起こす年へ
今治市長
徳永 繁樹

年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年は、長引くコロナ禍からアフターコロナへと生活のステージが変わり、本市でもさまざまなイベントが開催されました。
国内のみならず世界から過去最多の出展社・参加者で大きなにぎわいを見せた「バリシップ2023」をはじめ、国指定重要無形民俗文化財「弘前ねぷた」の愛媛県初上陸となる「弘前ねぷたin今治」や、今治の新たな文化として芽吹き、定着しつつある「せとうちみなとマルシェ」が1周年を迎えるなど、本市の持つポテンシャルを市内外に力強く発信する1年となりました。
また、瀬戸内の“へそ”に位置する好条件を生かし、資金、消費、投資の流出を流入に変え、地域で所得が循環することを目指す「瀬戸内クロスポイント構想」の実現に向け、6月には「株式会社今治あきない商社」設立という大きな一歩を踏み出しました。今治の魅力ある産品、オンリーワンの地域資源を線で結び「オール今治」として面で売り込んでまいります。
11月には県立今治病院を移転・新築する方針が示されました。現在の県病院は築40年が経過し、加えて、構造上、コロナ病床の増設ができないなどの問題も抱えています。移転新築された暁には、高度急性期医療を中心に、地域の医療機関との緊密な連携の下で、医療機能の一層の強化につながるものと期待しています。
本年は、12の家族が一つとなった「大今治家」の誕生から20年(令和7年1月)という節目に向けて「今治に暮らす人」、「今治に魅力を感じてくれている人」、「ふるさとを想う人」すべてを巻き込む風を起こす1年にしたいと思っています。
1月に開催する合併20周年記念事業オープニングイベントを皮切りに、地域それぞれの魅力、そして地域の絆を大切にむすび、次の20年に向け、市民の皆さまとともに、力強く一歩を踏み出してまいります。
結びに、本年が皆さまにとって夢や希望に満ち、新しい未来に向かう輝かしい年となることを心からお祈り申し上げます。

◇持続可能なまちづくりを
今治市議会議長
木村 文広

明けましておめでとうございます。
市民の皆さまには、初春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、スポーツでは、ワールド・ベースボール・クラシックで日本が3大会ぶり3回目となる優勝を果たし、また、優勝の立役者である大谷翔平選手が二刀流で大活躍し、メジャーリーグではアジア選手としても史上初となるホームラン王を獲得するという金字塔を打ち立てました。
国内では、新型コロナウイルス感染症が「5類」に移行し、経済活動の再開やインバウンドの回復などといった機運の上昇によって株価が「バブル景気」後の最高値を記録する一方、円安やウクライナ情勢による物価高騰が続いております。また、国内の出生数が統計開始以降、初めて80万人を下回り、社会や経済の基盤を揺るがす「変化の時代」でございます。
そのような中、今治市では昨年1月に、サッカーの試合がない日も365日多様な人たちが集まりにぎわう、心豊かな交流の空間をコンセプトにした「今治里山スタジアム」が完成し、変化の時代に対応する新しいシンボルが誕生しました。
人口減少社会において「そこに住まう人」だけでは、まちづくりは先細りとなっていきます。「まちに集い、まちを活用する人」を「来訪者」ではなく「一緒にまちづくりをするパートナー」として、多様な価値観を取り込みながら、未来を見据えた持続可能なまちづくりを考えていかなければなりません。
これからも市民の皆さまとともに議員一丸となり、今治市が、いつまでも安心して住める、にぎわいあふれるまちであり続けることを目指して取り組んでまいりますので、どうか本年も市議会に対しましてご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今年一年が、幸多き年でありますよう心からお祈り申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

◎市議会議員から市民の皆さまへの年賀状は公職選挙法により禁止されていますので、失礼いたします。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
今治市議会議員一同

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