■子どもたちに伝える波方の温もりと郷土料理
ー波方地区ー
波方婦人会
波方婦人会は敬老会や産業まつりなどで、ちらし寿司やうどんを提供し、月に1回こども食堂も開いています。地域のみんなに喜ばれることが、活動の励みになっています。
今回は、今治に伝わる郷土料理「もぶりご飯」をおむすびにして、子どもたちと一緒に作りました。「もぶり」は「混ぜる」という意味。味付けした具材を炊きたてのご飯に混ぜ込む料理で、使う具材も季節によって変わります。冠婚葬祭や親戚の集まりで親しまれ、家庭ごとに異なる味が楽しめる一品です。ひじきや栗、サツマイモを使ってみるのもおすすめですよ。
婦人会は、地域支援にも力を入れています。能登半島地震の支援募金や、親子で楽しむ「波方味噌づくり教室」も開催。毎年11月に開かれる産業文化祭で販売する手作り味噌は、開始わずか5分で売り切れるほどの人気ぶりです。
美しい自然が自慢の波方地区。3月にある大角海浜公園の河津桜まつりでは、満開の桜と海の景色が楽しめます。ぜひ、波方の魅力を感じに足を運んでみてくださいね。
今治市合併20周年記念事業で「おむすび」をキービジュアルとしたロゴマークを作成しました。
今年度は「むすぶ」をテーマに紹介します。
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