■馬島の魅力をいつまでも
塩見勝太朗さん/まゆみさん
◇どのような活動をしていますか?
スイートピーを昭和61年から栽培しており、今年で38年目になります。自分には花しか取り柄がないし、この島でここまでできたのは花があったからこそ。これからも花にこだわりたいが、それよりも馬島で農業を続けていきたい思いが強いです。
今まで手掛けた花の中でスイートピーは一番難しいです。でも、難しいからこそ「やってやろう!」って気持ちで取り組んでいます。今日見てもらったスイートピーは納得してません。連作や天候不良などは言い訳です。やはり花作りは「自分自身」。花も大きく、かつ繊細さや透明感があって持ちが良いスイートピーを作りたいです。
花作りは、ひとりではできません。いつも隣で支えてくれる妻には感謝してもしきれない。大きな決断をする時も励ましてくれたのは妻ですし「ありがとう」の気持ちは、言葉では言い表せないくらいです。他にもずっと支えてくれた方々、馬島で農業を継続できる土俵を作ってくれた関係者に感謝しつつ、1年でも長く続けていきたいです。
スイートピーの花言葉は「門出」「優しい思い出」。
春の卒業・入学シーズンに、新たな旅立ちを祝う花として祝福してくれます。
※今治市公務員YouTuber「イ行ノート」が取材をしました。取材の様子や仕事風景はこちらの動画から。
(本紙二次元コード参照)
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