■毎年6月は「土砂災害防止月間」
一瞬にして人命や財産を奪う土砂災害。土砂災害の多くは長雨や大雨が引き金となって起こります。災害から身を守るには、その前ぶれを知り、日ごろから危険箇所や避難所の確認など、十分に備えることが大切です。
《土砂災害の種類と、その前ぶれ》
◇土石流
・近くで土砂崩れなどが発生、斜面から異常な音(山鳴り)がする
・渓流の流水が急に濁り、流木などが混ざる
・川の水位が下がる
山の土や石などが水と一緒になって、一気に谷川を流れてくる現象
◇がけ崩れ
・山鳴りがする
・斜面に亀裂が走る
・小石が斜面からぱらぱら落下する
大雨などの水が地面の土に染み込んで、突然、土や岩が大きく崩れ落ちる現象
◇地すべり
・地面が振動する
・亀裂や段差が発生、拡大する
・地下水が濁る
広い範囲にわたって、斜面の土が滑り落ちる現象
◆日ごろからの備えと早めの避難を
ー日ごろからの備えについてー
地震や大雨、土砂災害など、災害はいつ起こるかわかりません。日ごろから必要なものは可能な限り備蓄し、避難場所や、とるべき避難行動などを「今治市総合防災マップ」で確認するなどして、家族と話し合っておきましょう。
◇気象情報に注意しましょう
土砂災害警戒情報は、大雨警報の発表後、大雨による土砂災害の恐れがある時にテレビやラジオなどを通じて、愛媛県および松山地方気象台から共同発表される情報です。避難の目安としてください。
◇危険を感じたら、早めに避難しましょう
土砂災害に関する警戒レベル3以上の避難情報が発令された区域に居住している方で、特に配慮が必要な避難者などに対する宿泊費の一部(1泊あたりの上限4,600円)を補助する制度があります。
◆土砂災害防止に関する作品コンクール
ー受賞作品巡回展を開催ー
日時:7月1日(月)~4日(木)8:30~17:00
場所:市役所本館1階ロビー
問合先:防災危機管理課
【電話】0898-36-1558【FAX】0898-32-2765
■住宅ががけ地に近接している方への補助制度
右図のような、がけ地に近接している住宅や、県が指定する土砂災害特別警戒区域内の住宅に居住の方で、安全な場所に住宅を移転する場合に移転費用などの補助制度があります。
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
問合先:建築住宅課
【電話】0898-36-1566【FAX】0898-25-2015
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