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今治市合併20周年記念インタビュー新年の誓い(1)

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愛媛県今治市

■夢を描く20歳の挑戦
矢野(やの)哲史(さとし)さん(平成17年1月16日生まれ)
僕は今治市が合併したその日に生まれました。ちょうど市が一つになったタイミングで、この地域とともに成長してきたと思うと、なんだか特別な縁を感じます。
将来の目標は、「人の役に立てる公務員」になることです。そのきっかけは父の存在でした。父は温厚で、何事にも応援を惜しまない人なんです。そんな父の背中を見て、「自分も地域や人々のために尽くせる公務員になりたい」と思うようになりました。
これまでで一番頑張ったことは、小学1年生から高校1年生まで続けた空手です。黒帯を取ることができましたし、特に組手が得意です。空手を通じて成長できたのは、応援してくれた家族や仲間のおかげだと思っています。
20年間、この地域と一緒に歩んできました。これからは僕自身も、このまちの一人として、誰かの役に立てる存在になりたいと思っています。

■太鼓とともに20年 これからも!
山下(やました)絵理子(えりこ)さん(平成元年生まれ)・真滉(まひろ)くん(令和4年生まれ)
合併当時、私は高校生で和太鼓を始めたばかりでした。デビュー当時から県外での演奏の機会が多く、またしまなみ海道沿線の他の太鼓団体の方とも交流が盛んで、刺激を受けながら懸命に太鼓を打った青春時代を思い出します。その後も和太鼓とともに成長し、27歳から5年間は能島水軍太鼓保存会のリーダーを務めさせていだだきました。和太鼓は私にとって無くてはならない存在です。2年前の出産を機にいったんお休みし、本格的な復帰はまだ先になりますが、育児の傍ら少しずつ活動を再開したところです。
ずっと島しょ部に暮らしてきた人は、どうしても不便なことばかりに目が向きがちかもしれません。でも最近、大島へも移住される方が増えたのを本当に実感していて、ありがたいですし、穏やかな島暮らしの良さや魅力に改めて気付かされます。
育児を頑張っている最中ですが、支援も増え子育てしやすい環境になってきたと思います。あとは子どもを診てもらえる病院が近くにあればもっと安心かな。これからも住みやすく移住者が増える地域になってほしいです。私も能島水軍太鼓への熱い思いを持ち、このまちの良さを伝える活動をずっと続けていきたい気持ちでいます。

■夢は書道の先生!
友近(ともちか)心美(ここみ)さん(平成25年生まれ)
今年から中学生になるので、吹奏楽部に入って活躍したいと思っています。小学生の時にはアルトホルンを担当していましたが、中学生ではフルートやホルンにも挑戦してみたいです。新しい楽器に触れながら、もっと音楽の楽しさを広げていきたいです。
また、秋季県展(書道部門)で入選することを目標にしています。小さい頃から書道が大好きで、これまでたくさん練習を重ねてきました。お父さんやおじいちゃんが教えてくれるおかげで、書道への興味がますます深まりました。将来は書道の先生になりたいと思っています。
好きな言葉は「失敗は成功のもと」。この言葉を胸に、音楽も書道も、何事にもチャレンジしていきたいです!

■支えてくれた人たちに、感謝を込めて
近藤(こんどう)そよかさん(平成16年生まれ)
今年の目標は「時間を大切にすること」です。中学時代は部活動や生徒会活動に没頭し、高校時代は勉強や遊びにも充実した日々を送りましたが、大学生になり時間の使い方が自分に託されるようになりました。
日々をどう使うかが大切で、一日を何気なく過ごす人と、充実した時間を送る人とでは、1年後には大きな差が生まれると思います。20歳を迎えるまでは自分に甘い部分もありましたが、心を入れ替え、将来を見据えて行動する覚悟を決めました。これまで何度も自分の夢や目標について考え、不安を感じた時に支えてくれた家族や友人、先生方には本当に感謝しています。これからは、その感謝を少しずつ返していけるよう努力していきたいです。

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