■一般会計決算額
一般会計の決算額は、歳入総額112億4,653万6千円、歳出総額107億7,654万6千円で差引4億6,999万円となっていますが、このうち翌年度に繰り越すべき財源2億713万3千円が含まれているため、実質収支は2億6,285万7千円の黒字決算となっています。
■財政健全化法に基づく指標の状況
実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、昨年度と同様に黒字のため「-」で表示しています。実質公債費比率は、地方債の新規抑制や償還満了等の影響により公債費は減少したものの、一部事務組合の起こした地方債に充てたと認められる補助金(負担金)の増加などにより、前年度から0・5ポイント増の5・9%となっています。将来負担比率は、昨年度と同様に、将来の負担額を基金(貯金)などの充当可能財源が上回るため「-」で表示しています。いずれの指標も早期健全化基準を下回っています。
なお、本町の各指標については特に問題がある状況ではありませんが、今後は人口減少や伊方発電所1、2号機廃炉の影響により町税及び普通地方交付税などの収入が減少していくことが見込まれることから、今後、財政状況が悪化することがないよう引き続き健全な財政運営に努めていきます。
●01 一般会計 歳入
●02 一般会計 歳出(性質別)
●03 一般会計 歳出(目的別)
用語説明(歳入):
・町税…町民税や固定資産税など町民の方が納める税金
・地方交付税…全国どの市町村でも同じサービスが行われるために国から配分されるお金
・国庫支出金…町が行う事業に対して国から交付される、使い道が決められているお金
・県支出金…町が行う事業に対して県から交付される、使い道が決められているお金
・町債…住宅ローンのように長期に渡って返済する借入金
用語説明(歳出):
・議会費…議会の運営に使われるお金
・総務費…役場の運営に使われるお金
・民生費…福祉などに使われるお金
・衛生費…健康増進、環境保全などに使われるお金
・農林水産業費…農林水産業の振興などに使われるお金
・商工費…商工業や観光の振興などに使われるお金
・土木費…道路、港湾整備などに使われるお金
・消防費…消防活動、救急、防火活動などに使われるお金
・教育費…学校教育や生涯学習に使われるお金
・公債費…町の借入金の返済に使われるお金
●04 特別会計
(単位:千円)
●05 町民1人あたりの町税負担額(前年度比)
189,549円(+2,859円)
(令和5年3月31日の住民基本台帳 世帯数4,374世帯で割った額)
町民税:78,556円(-1,223円)
固定資産税(※電力文除く):93,929円(+3,898円)
軽自動車税:8,014円(+378円)
たばこ税:9,050円(-194円)
●06 町民1人あたりに要した経費(前年度比)
1,309,104円(+134,265円)
(令和5年3月31日の住民基本台帳 人口8,232人で割った額)
議会費:9,660円(+235円)
総務費:267,959円(+21,460円)
民生費:224,643円(ー2,638円)
衛生費:154,033円(+6,479円)
農林水産業費:70,883円(+8,038円)
商工費:89,684円(+33,500円)
土木費:160,927円(-1,151円)
消防費:75,370円(+29,055円)
教育費:135,682円(+33,312円)
災害復旧費:5,795円(+2,025円)
公債費:114,448円(+3,956円)
諸支出金:20円(-6円)
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