教育News(ニュース)(2)

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■令和5年度伊方町教育基本方針について
伊方町教育委員会は、『「ふるさと愛いっぱい」の人材(人財)が育つまちづくり』の実現を目指し、次の事項を令和5年度の基本方針として定め、学校・家庭・地域社会の連携協力のもと、伊方町の教育の充実に努めてまいります。

○1　社会総がかりで取り組む教育の推進
・学校、家庭、地域の連携強化
・開かれた学校づくり
・就学前教育の充実

○2　安全安心で充実した教育環境の整備
・防災教育の推進、感染症対策等児童生徒の安全・安心の確保
・教育環境の充実

○3　未来を切り拓くたくましい子どもたちの育成
・確かな学力の定着と向上
・グローバル教育の推進
・ICT教育の推進
・ふるさと愛いっぱいの豊かな心の育成
・健やかな体を育てる教育の推進

○4　夢をはぐくみ生き生きとして魅力あふれる学校づくり
・キャリア教育の充実
・小規模校の教育活動の活性化と複式教育の充実
・教職員の資質・能力の向上と働きがいのある職場づくり

○5　一人ひとりを見つめ大切にする教育の充実
・人権を尊重する教育の推進
・特別支援教育の充実
・児童生徒の健全育成

○6　生涯学習社会づくりの推進
・学び、伝え、共に創る生涯学習活動の推進
・公民館活動の活性化
・読書活動の推進

○7　文化財の保存・活用の推進と地域文化の継承
・伊方町文化交流施設「佐田岬半島ミュージアム」を拠点とした伊方町の文化の継承・活用・発信

○8　スポーツ振興による活力ある地域社会づくり
・スポーツ環境の整備と充実
・スポーツ活動の活性化

現在、伊方町の各小中学校では、特色ある教育が為され、様々な面で成果を上げております。しかし、人口減少による各小中学校の極小規模化が様々な面で影響を与えてきており、同じように、生涯学習の分野においても、それは顕著になってきています。伊方町の人口減少防止・抑制の対策は重要であり、教育についても最重要の課題であります。
そのためには、教育の質の高さを示すことが大切であります。子どもたちの学力の高さ、体力・運動能力の高さ、心の豊かさ・健全育成。生涯学習環境の整備と活性化。教育に磨きをかけ、成果を上げることが大切であると考えます。また、学校再編も含めて、子どもたちにとってよりよい教育環境を整えることも重要です。そして、将来的には、教育で選ばれる町を目指していきます。

●伊方町教育の重点施策
○ICT教育の推進
・ICT教育推進校の設置
・各公民館でのタブレット教室の実施
・小学校総合的な学習の時間におけるプログラミング教育の実施

○グローバル教育の推進
・学校における外国語活動の充実
・発達段階に応じた海外体験(小学校北海道、中学校アメリカ、高校海外語学研修)
・保育所国際交流活動、小低学年や成人の英会話教室の拡充

○ふるさと教育の充実
・ふるさと教育カリキュラムの充実
・ふるさと教材の授業化

○人口減少・少子化による学校規模の縮小対応
・小規模校の活性化に関して、ICT教育の推進、交流教育の実施
・小規模校の負担軽減と活性化のための人材の投入

●新規・継続の主要事業としましては(☆は重要施策、事業)
☆伊方町学校再編計画の策定
☆ウィズ(with)コロナ対応(コロナとの共生)・ポストコロナ対応
☆学校給食半額補助事業
☆伊方町地域博物館等整備事業(継続)
○小学校情報機器(キーボード等)購入事業
○三崎小中学校体育館屋根改修事業
○中学校情報機器(キーボード等)購入事業
○三崎総合体育館LED化改修事業
などを計画しております。

学校再編につきましては、本年度6月末までに伊方町学校再編計画案を策定し、その後、再編に関係する小中学校の保護者、地域の皆様に説明会を開催いたします。また、同時に町全体にパブリックコメントを求めます。そのご意見も反映し、伊方町学校再編計画を年内に策定する予定です。
伊方町の各地域の皆様、保護者の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。