今月のあの人この人

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■「自分でできることを少しでも」
門田成弘さん　-中之浜-

今回は中之浜で若きみかん農家として奮闘する門田成弘さんにみかんの花が咲き誇る園地で農業を始めたきっかけなどについて語っていただきました。
門田さんは八幡浜工業高校を卒業後、2年間静岡県にある国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)でみかんについて学び、地元に戻って就農しました。
「家業がみかん農家だったので、小さいころから畑で遊ぶ機会も多く、自然が好きなまま育って、こういった環境の中で仕事がしたいと思ったのがきっかけでした。」と農業を始めた経緯を話されました。
就農2年目で実習先の畑と自分の畑は違うため、学んできた内容を実践してみても教科書とは違うことや、作業が大変だと思ったけれども、愛情を込めて納得のいくお世話をしたみかんを収穫した時、自分が作ったみかんは一番おいしいと感じたとうれしそうに話されました。
今後の抱負を聞くと「秋は山がオレンジ一色になる」伊方町民としても馴染み深いふるさとの風景が、離農する方が増えて廃園が多くなり小さいころに見たものと変わっていくさびしさを感じ、自分にできることを少しでもどうにかしたいと思っており、SNSを通じて園地から望む風景や農作業の様子といった伊方町の農業の魅力をマイペースに発信し続けますと語りました。

八西CATV放送日：6月5日(月)18：30～
放送を見逃した方必見!
伊方町公式YouTube「佐田岬チャンネル」で今までの「あの人この人」の動画が見れます!