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自治体の皆さまへ

図書館だより

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愛媛県伊方町

■6月図書館カレンダー

■新着図書
新しく購入した本は図書館ホームページからもご覧いただけます。

▽一般書
『ぼんぼん彩句』宮部みゆき/著
『くもをさがす』西加奈子/著
『オール・ノット』柚木麻子/著
『怒らない100の習慣』戸田久実/著
『愛媛が生んだ進歩・革新の先覚者』中川悦良/著
『ねんてんさんの名句百選』坪内稔典/著
『憂鬱探偵』田丸雅智/著
ほか

▽児童書
『どこどこいってた?』マーガレット・ワイズ・ブラウン/原作
『ぞうのこバナ』まどみちお/作,堀内誠一/絵
『キュリオとかめの大王』斉藤洋/作
『かえでちゃんとひみつのノート』大久保雨咲/作
『ダッドリーくんの12のおはなし』フィリップ・レスナー/さく
『ぼくんちの震災日記』佐々木ひとみ/作
『つる子さんからの奨学金』まはら三桃/作
ほか

■ピップスおはなし会のご案内~6月のおはなし会~
日時:10日(土)午後1時30分~
場所:図書館 おはなしコーナー
対象:どなたでも参加できます♪

■読書の思い出を記録しよう!
図書館では、借りた本の題名などを記録帳に印字する、読書の記録サービスを行っています。町内在住・在学の高校生以下の方は無料です。皆さんも読書の思い出を記録してみませんか。

■図書館長のススメ!
『天才』石原慎太郎/著(幻冬舎)

皆さん、今年も半年が経過します。月日の流れは早いものですね。歳を重ねると特に!時間を大切に使ってください。
今月の推奨作品は政治家としてもご活躍された石原慎太郎先生にスポットを当てたいと思います。先生は「太陽の季節」でデビューし、いきなり芥川賞を受賞されるという快挙を成し遂げました。中でも、数多の著者が題材に取り上げてきた田中角栄元首相を一人称で書いた「天才」を紹介します。
この作品は、あたかも本人が語っているかのような感覚で読むことが出来ます。以前は痛烈に批判したにも関わらず、その数年後には「天才」と評価した経緯はなんだったのでしょうか。
小説は「俺はいつか必ず故郷から東京に出てこの身を立てるつもりでいた」から始まります。このころから「コンピュータ付きブルドーザー」と呼ばれる片鱗があったのでしょう。
桁外れの記憶力と即断力。それと目の前の壁を物ともしない破壊的な実行力だそうです。すごい表現ですね。
田中元首相は今の日本の礎を築いた人物といっても過言ではないと思います。日中国交正常化、日本列島改造論等。33本もの議員立法を成立されています。生半可な事ではできないと思います。現代に元首相が存在していれば、日本は変わったでしょうか。
この本をお勧めしたいのは、当時批判していた石原先生が、天才と認めざるをえなかった偉人を好意的に書き上げ、人を認める大切さを教えていただいた気がするからです。
いやあ、読書ってホントにいいものですね。

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■利用案内
開館日時:火曜日~日曜日 9時30分~18時
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日も)祝日、月末図書整理日、年末年始・蔵書点検日
※町見公民館・瀬戸町民センター・三崎公民館で図書と雑誌の予約受取・返却ができます。

問合せ:伊方町立図書館(伊方町生涯学習センター2階) 愛媛県西宇和郡伊方町湊浦1992番地
【電話】(0894)38-0607【HP】http://www.town.ikata.ehime.jp/site/tosyokan/

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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