三崎高校だより

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新たな仲間を迎え、風薫る季節となりました。5月となり三崎高校の若葉の芽吹きを感じています。

■未咲輝ゼミ・交流会
5月19日(金)、中間考査最終日の科目を終え、体育館で二つの行事を実施しました。一つ目は「未咲輝ゼミ」です。これまで様々な取組によって地域や伊方町と三崎高校との絆を強化してきました。今では伊方町内はもちろん、町外、県外から多くの生徒たちが地域の魅力を再発見しようと集まってきています。今年度から、「未咲輝ゼミ」を開くことにしました。このゼミは生徒たちの探究心を大切に自走できる力を身に付けていくために新しく企画しました。様々な経験を通して人間力を育んでもらいたいと思います。今後は講座を増やしていく予定です。そのあとはコロナウイルス感染症対策のため、ここ数年、実施できていなかった交流会を行いました。各地からこの最西端の地、三崎高校に集まった三崎高校生が団結力を高めて、最大限の魅力を発揮してもらうために本校生徒会が企画してイベントを行いました。各班で考え、行動し、謎を解決していき、1年生から3年生までが時間を共有し、他者理解に励みました。今回の経験を通して最高の化学反応を起こしていきたいと思います。

■地域の祭りへ参加
5月27日(土)、はなはな祭り、28日(日)きらら祭りが行われました。本校生徒たちも参加して、吹奏楽や郷土芸能、みさこう応援団など、イベントを盛り上げました。出番の中で進行を間違えてしまうところもありましたが、多少の失敗があってもそれを自分の言葉で訂正し、やり直していました。大勢の前で失敗をしたとき、それを立て直すことは大人でも難しく、誰かの助けを待って言葉が出なくなることがあります。彼らの成長をしっかりと感じることができる場面でした。この二日間、それぞれの道の駅で経験豊富な上級生たちがリードしていく姿は、1年生にとって三崎高校生としての大切な経験となったことでしょう。
これからも三崎高校は地域と一体になって伊方町を盛り上げていきたいと思います。今年も頑張ります。