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伊方発電所の状況

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愛媛県伊方町

■(1)運転状況について(令和5年7月末日現在)
伊方1号機(廃止措置)
伊方2号機(廃止措置)
伊方3号機(定格電気出力89万キロワット)
・定格熱出力一定運転中

■(2)使用済燃料乾式貯蔵施設設置工事場所の電源ケーブルの損傷について
7月2日19時25分、使用済燃料乾式貯蔵施設設置工事場所において、運転員が工事に使用する仮設の電源ケーブルの損傷を確認しました。損傷を発見した当時、作業は実施していませんでした。損傷した電源ケーブルについては、接続されている工事用の分電盤から取り外すとともに、同日22時30分、上流の電源スイッチを「切」としています。その後、消防署の立入の結果、7月3日0時47分に火災でないと判断されました。また、同日15時43分に工事用の他の電源ケーブルの健全性確認を行い、異常がないことを確認しました。今後詳細を調査するとともに、損傷した電源ケーブルの取り替えを実施することとしています。

■(3)火災感知器の故障による誤作動について
7月16日2時1分、伊方発電所構内の特重建屋において火災の発生を示す信号が発信したことから、2時7分に公設消防へ連絡しました。直ちに現地確認を行い、3時24分に消防署が火災ではないことを確認しました。調査の結果、火災感知器の故障による誤作動と判断し、当該感知器の取り替えを行い、7時10分に通常状態に復旧しました。

■(4)伊方発電所3号機 使用済燃料ピット監視カメラの不具合について
7月26日、伊方発電所3号機は通常運転中のところ、3号機使用済燃料ピット監視カメラが正常に動作しないことを運転員が確認しました。上記をもって、7時48分に保安規定に定める運転上の制限から逸脱しました。調査の結果、使用済燃料ピット監視カメラシステム制御盤のサーバの不具合により、監視カメラの映像がモニタに表示できなくなったものと推定しました。そのため、保修員が当該サーバの再起動と予備品への取り替えを実施しました。その後、監視カメラの映像表示状態に問題はなく、設備に異常がないことを確認したことから、16時55分に通常状態に復旧しました。今後、引き続き原因を調査します。

■(5)伊方発電所3号機 非常用ガスタービン発電機貯油槽の油たまりについて
7月27日、伊方発電所3号機は通常運転中のところ、運転員が非常用ガスタービン発電機の貯油槽A上部に油たまりがあることを確認しました。その後、11時31分に保修員が配管からの漏えいを確認しました。点検の結果、貯油槽A上部に設置している配管のフランジ部から漏えいしていたため、フランジ部のガスケットの取り替えを実施しました。その後、漏えいがないことを確認し、20時39分、正常状態に復旧しました。漏れた油は、当該発電機の燃料約30Lであり、全量を回収しました。

これらの事象について、四国電力(株)では今後、原因等について詳細調査を行うこととしています。
なお、プラントへの影響及び環境への放射線の影響はありません。

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