図書館だより

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■1月図書館カレンダー

▽利用案内
開館日時：火曜日～日曜日　午前9時30分～午後6時
休館日：毎週月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日も)祝日、月末図書整理日、年末年始蔵書点検日
※町見公民館・瀬戸町民センター・三崎公民館で図書と雑誌の予約受取・返却ができます。

■新着図書
新しく購入した本は図書館ホームページからもご覧いただけます。

▽一般書
『こちら空港警察』中山七里/著
『ともぐい』河崎秋子/著
『デウスの城』伊東潤/著
『老いの俳句』坪内稔典/著
『なれのはて』加藤シゲアキ/著
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』汐見夏衛/著
『老老介護で知っておきたいことのすべて』坪田康佑/著
ほか

▽児童書
『とんとんとん』江口ノリコ/さく・え
『ノラネコぐんだんぺこぺこキャンプ』工藤ノリコ/著
『このほん』かげやまとおる/作
『アンパンマン大図鑑』やなせたかし/原作
『大ピンチずかん2』鈴木のりたけ/作
『井戸の茶わん』川端誠/作
『お金たちの愛と冒険』小手鞠るい/作
ほか

■ピップスおはなし会のご案内～1月のおはなし会～
日時：13日(土)午後1時30分～
場所：図書館　おはなしコーナー
対象：どなたでも参加できます

読書週間期間中の11月3日、ペットボトルキャップを使った工作教室を行いました。たくさんのご来館ありがとうございました。

■図書館長のススメ!
『はじめての』
島本理生/著
辻村深月/著
宮部みゆき/著
森絵都/著
(水鈴社)

読者の皆様、明けまして、おめでとうございます。
今年も図書館長のススメ!をよろしくお願いします。
今月の推奨作品は直木賞受賞女性作家4人の何と贅沢で豪華な短編集「はじめての」です。これは、人気グループ「YOASOBI」とコラボした作品で「はじめて」をモチーフにした物語です。巷では短編集は長編よりも筆力が必要だと云われます。それでは物語を辿ってみましょうか。

●ラインナップ〈敬称略〉
▽島本理生「私だけの所有者」
所有者Mrナルセがアンドロイドの「僕」との生活の中で本来の彼を取り戻すきっかけに。アンドロイドが会った事もない先生に手紙を書いていたのは何のためなのか・・。人間とキカイの涙ぐましい物語です。

▽辻村深月「ユーレイ」
主人公「海未」、家出した理由が学校でのイジメ、電車に乗り、たどり着いた海で、絶望の淵にいた彼女に助け舟が…最終的には…。

▽宮部みゆき「色違いのトランプ」
主人公「安永夏穂」第1鏡会と第2鏡会がある不思議な世界に同じ瓜二つの人間が住む。違うのは個人設定のみ。すごく不思議な感じがしました。

▽森絵都「ヒカリノタネ」
主人公「坂下由舞」、幼馴染の椎太君が大好きで、大好きで。タイムスリップしたが…最終的にはハッピーエンドなのか。これが一番良かった気がします。
この物語は、「YOASOBI」の楽曲を聴くことに意味があると思います。是非、読んでから聴くか、聴いてから読むか皆さんで楽しんでください。
この本をお勧めするのは、素晴らしい詩とメロディを体験して欲しいと思うからです。